◆フォーミュラSAEとは?

Formula SAEの歴史は古く、1981年アメリカで発足されたのが初めである。
フォーミュラとは、フォーミュラカーと呼ばれる、
1人乗りの4輪自動車で競技を行います。
この、フォーミュラカーは、一般の常用車とは違い、大きく特徴がある。


1.1人乗りである。(競技によっては、2人乗り用もある。)
2.タイヤが、むき出しの状態である。
3.ドライバーがオープンの状態で着座をする。
4.灯火装置・方向指示類・死角確認ミラーなどの、保安基準装置が一部を残して無い。
5.空力学に基づいた設計をし、限界に近いスピードで走行をする。

 
以上のような特徴を持ったものが、フォーミュラカーと言われている。このフォーミュラカーを、設計・製作をし、競技に参加いたします。

日本での活動は2003年、17チームの参加で始まり、現在は、80チームが参加をする大きな大会になりつつあります。


◆参加目的

学生フォーミュラの参加目的は、学生という学びの時間を使い、未来の優秀なエンジニア育成と、最高の思い出になることを目的としています。ただ言われたことを学ぶことが勉強でしょうか?教科書通りの事を頭につめる事が学んでいく事でしょうか?私達SITチームは、違うと考えております。学びとは、自らの意欲と経験を繰り返しながら行っていかなければ、絶対に力にならないと考えております。そのための切欠・チャンスとして、普通では行えない高等な学びを与えてくれるのが、この大会であります。

そして、限りある命の中で、永遠に忘れることが無い、時間を与えてくれるのも一つであります。製作していく中には、楽しいこと・苦しいこと・悲しいことと、色々な感情が入り混じります。しかし、この時間が最高の時間になるのも一つだと考えております。この2点こそが、最大の参加目的であります。

◆競技種目

車検 各チームのマシンが、レギュレーション(ルール)に沿って作られているかを審査する。この車検に通らないチームは、競技に参加することが出来ない。


◆静的競技
コスト コストとは、設計者が最良の物を、いかに安く作るかが問われる場所である。
ただ、高い予算で作ればいいとは限らない。技術は、一般に使われることが最大の狙い。
そのため、安くして行かなければ一般に広まって行くことは無いのだ。
以上の事を技術者に学ばせるために、提出するコストレポートによって審査するのが、このコストと言うものである。
点数は、100点となる。
プレゼンテーション プレゼンテーションとは、技術者がいかに製作物の長所を説明できるかを問う問題である。
技術者は、上の者に資金を出して開発している。なので、長所を説明できなければ資金は出して貰えない。
そのようなことを学ばせるためにプレゼンテーションがある。
点数は、75点となる。
設計 設計とは、事前に考え抜いた設計案を元に、性格差・新技術・拘りの箇所など、
そのチームがいかに素晴らしいマシンを作り上げたかを問うことである。
これは、未来の技術につながる新しいマシン設計と設計者の技術向上のためにある。
点数は、150点となる。


◆動的競技◆
アクセラレーション 0-75m間の加速スピードを競う競技である。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、合計4回の走行をしタイムを競う。
点数は、75点となる。
スキッドパッド パイロンで作られた八の字コースを走り、各マシンのコーナリング性能を競う競技である。
各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、合計4回の走行をし、タイムを競う。
点数は、50点となる。
オートクロス 直線・ターン・スラローム・シケインなどによる約800mのコースを2周走行する。
各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行し、タイムを競う。
エンデュランスは、このオートクロスの早いチーム順に走行する。
点数は、150点となる。
エンデュランス 直線・ターン・スラローム・シケインなどによる周回路を約22km走行する。
走行時間によって車の全体性能と信頼性を評価する。
点数は、300点となる。
燃費 競技走行時の燃料消費量で評価する。
この競技は、エンデュランスと同時に審査される。
点数は、100点となる。

◆以上全競技の合計1000点で競われることになる。