機械工学科
こちらのページでご案内している情報は,平成22年度までの工学部構成となっております。
平成23年度より変更となりますので,ご入学をご検討の方はこちらのページをご覧ください。
学科の特色
材料力学,機械力学,流体力学,熱力学などの4大力学をベースに,実践重視のカリキュラムを学びながら,機械工学の基礎から応用までの専門知識と技術を身につけることができます。ものづくりを通じて社会に貢献し,未来の産業界を支える人材を養成します。
機械工学科では,4大力学と呼ばれる材料力学,機械力学,流体力学,熱力学を基本として,情報・制御,生産・設計システムなど,ものづくりに必要な幅広い基礎知識と応用力を身につける教育を行っています。基礎から先端技術までの多様な専門知識と技術の習得,創造力・理解力の育成,「ものづくり」教育を大きな3本柱と据えた,少人数のカリキュラムを構成しています。
1年次には,機械工学の基礎となる数学・物理,情報処理技術などを身につけることからはじめます。さらには,柔軟で多様な物の見方や豊かな発想力を養うための教養科目,国際化に対応するべく英語の習得にも力を入れています。
2年次以降には,将来の進路を描きながら専門科目の分野へと移行していきますが,実学も重視しており,ジャッキ・万力,試験片などの製作や,旋盤・フライス盤など,精密加工機から最新の機器の操作まで,実習・実験に長時間を費やし,「手を動かす技術」を習得します。さらに,コンピュータやCAD(コンピュータ支援設計)製図の授業や資格取得支援授業も充実しています。自ら考える習慣を身につけるとともに,早い段階から技術や技能に接することで,「ものづくり」への理解を深め,楽しさを味わうことができるはずです。
3年次には,4年次の卒業研究を視野に入れながら,それぞれの興味に合う研究室を選び,さまざまなテーマでの研究をスタートします。なかには,プロジェクト形式での卒業研究もあります。特に,平成19年度に発足した『全日本学生フォーミュラ大会』への参加を目ざしたプロジェクトチームでは,本学科教員の指導を受けながら,意欲的に取り組んでおり,計画・立案・実践能力・コミュニケーション能力を養う良い機会となっています。
機械工学は,日本の産業界を支えている工学の基幹ともいえる「ものづくり」の総合分野です。工業技術や工業生産には,品質の高さや生産効率の良さにとどまらず,安全性や快適性,地球環境の保全,省エネ・省資源の課題などを常に念頭に置かなければなりません。これからのエンジニアには,創造的な開発能力,地球や人に優しい技術の開発力が必要とされます。自分のアイデアを生かしたものづくりが,人の笑顔につながる分野でもあり,ものづくりを通じて社会に貢献することができる素晴らしい学問です。
夢を持って,私たちと一緒に明日の産業界を支えていきましょう。
社会に出て,機械の設計や製造の業務に従事する際に必要とされる基本的な知識の習得を目的として,コンピュータ関連技術,設計法,製図法,加工法に関する技術や技能を学びます。CAD製図に関する授業も充実しています。
機械工学の柱である(1)自然の原理や法則,(2)機械の機構や動作のしくみ,(3)技術・技能に関する講座をバランスよく配置しています。科目間に相互の関連を持たせており,年次ごとに無理なく履修できるようなカリキュラムを構成しています。
1年次は,数学や物理,英語などを中心とした基礎科目,専門基礎科目を学びます。また,ものづくりへの興味が湧くような,多彩な実験・実習を設けています。2年次からは専門科目を通して,ものづくりへの理解を深めます。
「コミュニケーション英語」,「プレゼンテーション技法」,「卒業研究」などの科目を通じて,国際化に対応できるコミュニケーション,プレゼンテーション能力を確実に身につけることができます。
Microsoft®のWord®やExcel®などの基本操作,Visual Basicによるプログラミング,Auto CADによるCAD製図など,コンピュータ教育に力を入れています。「基本情報技術者試験」や「CAD利用技術者試験」などの資格取得支援講座も開講しています。
カリキュラム
- 主な進路
- 大学院,民間企業(調査,研究,開発,生産技術,生産管理,システムエンジニア,フィールドエンジニア),教員,公務員
主な科目の内容
- 材料力学
- 材料力学は,機械や構造物に用いられる材料の強さや変形に対する抵抗,部材の安定性などについて学ぶ機械工学にとって重要な科目の一つです。もの(材料)に力が加わったときに,それがどのように変形し,そのとき材料内部にどのような抵抗力(応力)が生じ,どのように振る舞うかを学びます。
- 機械力学
- 機械の高速化・軽量化・自動化には,その動きを理解したうえで設計する必要があります。そして,その主要な課題は機械振動です。機械力学では,その動きをモデル化し,表現することで具体的な設計へと結びつけていく方法を学びます。
- 流体力学
- 流体を用いた機械は数多く使われています。その働きを理解するためには流体の性質に対する理解が不可欠です。本講義では,例題を多くとりあげ,流体の数学的な表現法を学びます。
- 熱力学
- 現在私たちは,自動車のエンジン,ガスタービン,火力発電所などのさまざまな熱動力機関に囲まれて生活しています。本講義では,これら熱機関の作動原理となっている熱力学の諸法則について学びます。
- 機械材料
- 機械や装置の設計・加工にかかわるためには材料に関する知識,すなわち機械材料の大部分を占めている金属材料の持つ一般的な特徴を良く理解し,それを生かすように材料を選択し使用しようとすることが極めて大切です。本講義ではそのための総合的な知識を身につけます。
- CAD基礎製図
- 品物を製造するうえで,製作図(組立図および部品図)はデザイナーの意志を製造担当者に伝達する重要な意味を持つものです。本講義では,現在主流となっているコンピュータ支援用の設計製図(CAD; Computer-Aided Design)を使用し,機械製図法,CADソフトの操作法について学習し,演習として実際に機械部品の製作図を作成することにより,製図力を養成します。


