工学部

生命環境化学科

こちらのページでご案内している情報は,平成22年度までの工学部構成となっております。
平成23年度より変更となりますので,ご入学をご検討の方はこちらのページをご覧ください。

生命環境学科

学科の特色

生命環境化学科では, 21世紀の重要テーマである環境問題,バイオテクノロジー,新素材開発に対応して,生命・環境・物質を3本柱に据えた教育を行っています。化学現象や生体反応などを自身で考え,判断する能力を備え,産業界で活躍する人材を育成します。

本学科は,平成19年度より学科名を「応用化学科」から「生命環境化学科」に改称。生命・環境・物質を3本の柱に据えた従来の教育内容に加え,バイオ系,ライフサイエンス分野の教育・研究内容を充実させました。基礎科目と実験科目両面からのアプローチが重要であると考え,1年次から化学実験や生物実験を取り入れ,基礎知識を身に付けるために演習を取り入れた科目を数多く開講しています。2年次より,将来の進路や,関心のある分野やテーマに合わせてコースを選択し,専門性を高めることができます。

1年次

本コースの応用化学分野の技術者教育プログラムが日本技術者教育認定機構(JABEE)より認定を受けています。JABEEで認定された技術者は,化学技術に関する高度な応用能力を備え,国際的に通用するエンジニアとして認知されています。本コースでは,有機化学,無機化学,生化学などを必須科目として,化学をベースとした科学技術の高度な専門応用能力の習得を目指したカリキュラムを用意しています。中身の濃い授業と学習を通じて,幅広い教養のほか,専門分野における十分な基礎知識と応用能力を身につけることができます。4年次には,生命化学,環境科学,物質科学における専門分野の教員の指導を受けながら,卒業研究を行います。本コースを修了すると,「技術士」の第一次試験が免除される「技術士補」の資格を取得することができます。

2年次

生命系,環境系,化学系の専門科目を,各自の興味や目的に応じて幅広く選択し,専門分野を学ぶことができます。1年次に学んだ基礎学力をベースに,2~3年には,実験や演習をはじめとする研究活動を通じて,未知の現象の解明や新しい原理の創成に関わることができます。さらには,創造力を養うとともに,自ら問題を見つけ,解決できる能力を身につけることができます。4年次には,化学技術コース所属の学生と合流し,各自の興味や関心を考慮して,研究室に配属されます。生命化学,環境科学,物質科学などを専門とした教員の指導を受けながら,大学生活の集大成である卒業研究を行います。卒業研究が仕上がると,学会形式の卒業研究発表会を行い,研究成果の発表の仕方や質疑応答のノウハウを体験することができます。

化学を深く学ぶためには,基礎学力を高めることが不可欠です。そのため,1年次には徹底したリメディアル教育を実施。化学,生物などを中心に基礎学力を向上させるとともに,知識の定着をはかっています。

2年次からは,「化学技術コース」と,「生命環境化学コース」のどちらかを選択することができます。両コース共,実験や演習を中心に,新しい科学技術に対して迅速に柔軟に対処するための知識と経験を学ぶことができます。

3年次の演習と専門実験を経て,4年次には,生命科学,環境科学,物質科学系の各研究室で卒業研究に挑みます。未知の課題や新しい技術の創案に関する課題に取り組むことを通じて,問題解決能力の修得を目ざします。

「公害防止管理者」,「環境計量士」などの国家資格支援講座を開講しています。化学技術コースでは,応用化学分野の技術者教育プログラム(化学技術コース)を実施。コース修了者は「技術士補」の資格を得ることができます。

学院への進学希望に対応し,本学大学院工学研究科のほか,国公立の大学院への進学希望にもきめ細かく対応しています。国公立大学大学院受験対策授業に加え,英語,専門科目の受験対策授業を毎年開講しています。

カリキュラム

主な進路
大学院,民間企業(調査,研究,開発,生産技術,生産管理,システムエンジニア,フィールドエンジニア),教員,公務員

主な科目の内容

ライフサイエンス
生命科学の最近の進歩は著しく,ライフサイエンスや医薬・医療の分野でも,化学・材料工学を応用した先端技術が飛躍的な進歩を遂げています。この講義では,遺伝子工学,細胞工学,細胞生理学,バイオマテリアル,バイオテクノロジー分野の先端研究や技術を幅広く「トピックステーマ」として紹介します。
有機化学Ⅰ・Ⅱ
生体内の反応,医薬品,プラスチック材料など有機化合物は人間生活と綿密な関わりを持っています。この講義では1~2年をかけて有機化学の基礎,有機反応の機構,最先端研究に関わる部分まで系統的に学びます。
無機化学Ⅰ・Ⅱ
金属・非金属を問わず無機化合物は,金属材料,セラミック材料,複合材料(ハイブリット)など多くの分野で開発されています。この講義では無機物質の特徴や性質,反応性との関わりを,原子軌道や化学結合など物理化学的な立場から系統的に学びます。
分子生物学/細胞生物学
近年のバイオテクノロジーの急速な発展には,生命現象を化学的に解明する生化学が大きく寄与しています。分子生物学/細胞生物学では,生命体を構成する生体物質の化学や,エネルギーを生み出す代謝,遺伝の仕組みなどについて,系統的に学びます。
分析化学/機器分析
化学の分野ではありとあらゆる現象・物質が分析対象となり,その方法も千差万別です。分析化学では主に試薬反応を用いた定性・定量方法について,また機器分析では特殊な装置を用いた分析手法の基本原理と適用方法,実用例を学びます。
環境計量Ⅰ・Ⅱ
ダイオキシン,農薬などの環境ホルモンや有害金属など日常問題を例に取り上げ,環境分析手法の原理,適用例を学びます。また環境計量士や公害防止管理者などの資格取得も目指し,法規制の背景や,法令上の制度の重要性,達成方法について学びます。




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