教育の質向上

世界で活躍できるエンジニア育成カリキュラム
JABEE(ジャビー)で認定された技術者は,科学技術に関する高度な応用能力を備えた国際的に通用するエンジニアとして認知されています。JABEE 認定の教育プログラムの修了者は,筆記試験なしで技術士補の登録資格を得ることができます。そして,その後4年間の実務修習プログラムを受け,第二次試験に合格すれば,日本で唯一のエンジニアの国家資格である「技術士」の資格を得ることができます。
本学では工学部をあげて,JABEE 申請に向けた対応に取り組み,設備・教育内容の向上・1800 時間以上の総学習保証時間などの基準を満たすカリキュラム編成によるJABEE コースを開設しています。2006年度には,応用化学科(現・生命環境化学科)が認定を受け,多くの修了生が誕生していますが,大学卒業後には,職業人や研究者として,4年間に積み重ねてきた経験と実力を生かして活躍しています。意識の高い教員のもとで,国際的レベルの基礎工学を学び,応用力を身につけることができる素晴らしい環境です。追求したい夢,勇気を持って,より多くの学生の皆さんにチャレンジしていただけることを願っています。

全学生による授業評価を,より魅力的な授業と環境整備に生かす
本学では,毎学期末に,学生の皆さんに授業のレベルや教員の説明のわかりやすさなど多岐にわたるアンケート(無記名)を実施しています。これをもとに「学生の満足度」を集計していますが,おおむね満足していることが分かりました。「授業の進行が速い,声が聞こえにくい…」などの意見が出る場合もあり,教員が自身の授業を振り返る機会にもなっているようです。また,教員に対しても,「学生の満足度」を見て,アンケートを実施し,評価をどのように受け止めているかを調査しています。
また,2007年度に「自己点検・評価報告書」を大学基準協会に提出し,審査を受けました。この目的は,「大学の自主的努力によって,大学の質的向上を図ること」で,5年に1度審査を受けるものです。本学は,基準を満たしているとの評価を受けましたが,指摘された項目ごとに改良改善をして,よりよい学習環境を整えています。このように全学のFD(ファカルティ・ディベロップメント)委員会を中心に,より魅力的な授業の実現と,学生の皆さんの実力向上のために,さまざまな取り組みを行っています。
資格取得は対策講座がしっかりサポート
社会は今,大学を卒業しただけでなく,「これができる」とはっきり言える技能・技術を身につけた人材を求めています。資格は,技能や技術を身につけた証明書といえます。企業は,就職採用試験において資格の有無を重要視する傾向にあり,また,採用内定後に取得を奨励する場合も少なくありません。
本学では,実践的な資格支援対策授業や補講を行うなど,4年間の学習を通して資格取得に結びつくサポート体制を強化しています。特に,経済産業省が認定するIT 国家試験「情報処理技術者試験」の受験対策講座を設けており,基本情報技術者,ITパスポート試験の資格取得に向けて指導しています。工学部では,機械工学科やヒューマン・ロボット学科のCAD利用技術者講座,情報システム学科のCG検定講座,生命環境化学科の環境計量士講座があります。人間社会学部では,CG検定対策になる授業や,国際的に通用する英語資格TOEIC 対策の授業を開講しています。その他,公務員試験対策講座を開講しています。大学にいながらにして,資格取得専門校と同等の対策授業が受けられるため,資格取得を目ざす多くの学生が受講し,成果をあげています。
中学校・高等学校教諭の一種免許状の取得が可能
本学では,教員免許状取得を目指す学生のために,両学部の専任教員(3名)で,「教職課程」教育を行っております。取得できる免許状は,工学部では高校の工業・理科・数学・情報と中学の技術・理科・数学,人間社会学部では高校の地理歴史・公民・情報と中学の社会です。
「教職課程」の教育は,入学時の教職ガイダンスに始まり,1年次の「教職に関する科目」,「教科に関する科目」,の履修から4年次の教育実習に至る4年間で行われます。教員採用試験に備えた講座なども開いております。
[少子化」で子どもと接する機会が少なくなる一方で,教員には子どもたちとのコミュニケーション能力がこれまで以上に求められるようになっています。本学でもこうした力量を高めるための様々な機会を用意しています。例えば,学生には近隣市の小・中学生のための「教育支援センター」や「特別支援学校」等でのボランティア活動を積極的に勧めて,その支援もしています。このような取り組みを通じて,教員を目指す学生が,幅広い視野と深い専門性,高い教職の技量を身につけて教育の現場で活動することを願っています。
実績のあるサポート体制で,高い就職内定率を実現
就職活動の現場では,売り手市場から一転,就職氷河期の再来と言われています。このため深い知識と優れた社会性を身につけた人材を,厳選して採用する傾向がより強まっています。本学では,十分な支援体制を整備しています。就職委員会・卒業研究指導教員・就職課の連携による《三位一体となったサポート》で,徹底した,きめこまかい「個別対応」を行い, 学生一人ひとりが希望通りの就職を遂げることができるように支援しています。学生の皆さんも,高校や大学で学んできた実力を発揮できるように,高い意識を持って挑んでいます。これらにより,全国大学の平均よりも高い就職内定率を達成しています。
就職活動支援プログラムは,1~2年次の進路適性検査や業界セミナー,自己啓発などからスタート。3年次には,企業の人事担当者による講演会や模擬試験,ビジネスマナー研修などでモチベーションを高め,3年次後期からは,4年次の企業説明会での実戦に備えます。また,約15,000社にのぼる求人情報をコンピュータで検索できるシステムは,多くの学生の皆さんが情報収集に活用しています。

