1996年末に本田技研工業(株)が発表した人間型ロボットは,従来困難と考えられてきた自立性と運動機能等の実現において世界を大きくリードするものであり,多くの研究者にショックを与えました.
少子化・高齢化社会の到来により,2020年の危機が叫ばれており,今からそれへの対応に真剣に取り組まなければなりませんが,ロボット・メカトロニクス分野の研究開発成果に大きく期待されています.
このような背景から,本講演会では,ヒューマノイドや感情表現が可能なロボットなど,夢のある研究の紹介,スカラ型ロボットからサービス用知能移動ロボット,昆虫型画像抽出技術などの社会の役に立つ技術開発に関する産学協同の事例,さらにメカトロニクス教育の重要性などについてやさしくご説明いただきました.
講演の中で,これからの工学系大学人は,
(1)青少年の育成への貢献,
(2)産業界のニーズに応えるシーズの提供,
(3)地域社会への貢献,
(4)国際貢献等に尽力すること
は避けて通れないという話もありました.
このときの講演内容の一部をまとめたものがニューテクノロジー振興財団懸賞論文・特別賞を受賞しています.入賞論文は,
http://www.namco.co.jp/ntf/3rd/18yamafu.fol/18yamafu.htm
でみることができます.また,山藤教授は1996年(第1回)には,同優秀賞を受賞されています. これは,
http://www.namco.co.jp/ntf/1st/txt/yamafuji.htm
で見ることができます.