「みんなで、隠れキャラを見つけよう!」
微生物とは肉眼で見ることのできない微小な生物のこと。
地球上にはおよそ300万種類の微生物が存在すると推定されている。
しかしこれまでにその正体が明らかになったものは僅か1%であり、
残り99%はその能力を評価されていない未研究の微生物である。
これらの微生物たちの中に、人々の暮らしをより豊かにするための
”隠れキャラ微生物”が数多く眠っている。
微生物は古くから醗酵食品(お酒、ヨーグルト、納豆など)をつくる
ためなどに利用され、大村博士のノーベル賞にもみられるように抗生物質
などの薬も微生物から多く発見されている(これらの微生物は、もともとは
隠れキャラだった!)。機能性食品の開発、薬の開発、新素材の
開発、新エネルギーの開発分野、環境汚染の改善にも微生物の能力が
大きく期待されている!
2019年度研究室卒研生