
微生物応用研究室の卒業生からのメッセージ
長岡 恭一郎 君(2018年3月卒業 → 筑波大学大学院進学)
私がこの微生物応用研究室に入ったきっかけは大学3年生の時に受けた秦田先生の授業「微生物ウイルス学」です。 微生物が持っている様々な性質や微生物の産業利用に関して学んだことにより、 微生物について強い興味と関心を持つようになり、この研究室に入りました。 研究室では勉学や研究だけでなく、人との付き合い方など社会人にとって必要な事も学ぶことができました。 現在私は筑波大学の大学院で引き続き微生物の研究を行っています。 埼玉工業大の微生物応用研究室で学んだことを活かして、新たな環境でも日々頑張っています。

茂原 和博 君(2018年3月卒業 → 行田市立長野中学校 理科教師)
私は秦田研究室を卒業し、 現在中学校で理科の先生をしていいます。 もともと、卒業後は教師になると決めていたため、 研究室での研究内容は、 いつか生徒に話せる身近なものがいいと思い、「 ぬか漬け内の乳酸菌」について研究しました。 秦田先生は「 面白い、やってみよう」とおっしゃり、たくさんの研究アドバイスを頂きました。 おかげで私は今、 生徒に胸を張って大学時代の研究の話をしています。教師を志す高校生の皆さん。 4年間の大学生活で色々な事にチャレンジし、 たくさんの経験を積んでください。 その経験がいつか教師としての大きな武器になるはずです。

小山歩実さん(2020年3月卒業 → 資生堂株式会社)
私は秦田研究室を卒業後、資生堂に入社しました。お客 さまの信用にもつながる安心で高い品質を保つために、 品質管理部門で活躍し良い品をお客さまに届けていきたい です。秦田研究室では食に興味があったため、乳酸菌について研究しました。 先ず、市販されている製品から乳酸菌を単離し、それらの性質を解析することで、現在利用されている乳酸菌の特徴を把握し、 これを手掛かりに新たな乳酸菌の探索・開発を行うという目的で研究を進めました。 秦田先生は私たちに自ら考え行動するチャンスを多く作ってくださるので研究室での経験は社会でも応用できると思います。