研究概要


ディジタル機器全盛時代にあって、アナログ回路技術の重要性が再認識されています。自然界の物理量(たとえば音、光、温度等)アナログ信号です。これらのアナログ信号とディジタル電子機器とのインターフェースはアナログ回路又はアナログ・ディジタルミックスモード回路が行います。そのため電子機器のディジタル化が進むにつれて、アナログ回路の重要性が益々高まっています。また電子機器の小型化・軽量化が進むにつれて、より小さな乾電池や二次電池での回路動作が要求されます。そのため、低電圧・低消費電力の集積回路のニーズが高まっています。本研究室では、特に低電圧動作と低消費電力に注力してCMOSアナログ集積回路の設計技術を研究しています。

とくに興味のある分野

● 低電圧動作オペアンプ
低電圧動作DC-DCコンバータ
● エナジー ハーベスティング

● スイッチト・キャパシタ技術を用いた信号処理回路