埼玉工業大学 工学部 機械工学科

機能性流体工学研究室

工学プロジェクトおよび卒業研究の進め方


1研究テーマ当たりの人数:

本研究室では,原則2人1組となり1つの研究テーマを協力して遂行してもらいます.(1人で行いたい場合は1人で1つの研究課題に取り組んでも問題ありません.) 研究テーマに関しては,学生の希望を聞いたうえで相談して決めます.詳しくはこちら


工学プロジェクト(学部3年生対象):

工学プロジェクトでは,卒業研究を効率よく遂行することができるように卒業研究に必要な予備知識を習得しながら,実際に分子シミュレーションを実行することにより,主体的に種々の課題や問題に取り組んでもらいます.なお,Fortran言語を使用します.


卒業研究(学部4年生対象):

卒業研究を通して,学生には主体性を持って物事に取り組む能力を身に着けてもらいます.本研究室では,実験およびシミュレーションの両面から研究を遂行する予定です.シミュレーション的研究では,これまでに習得した数学や物理を駆使してシミュレーション・プログラムを構築してもらいます.なお,Fortran言語を使用します.

研究室活動


コアタイム:

コアタイムはありませんが,理想としては10時から17時まで研究室で研究してくれることを望みます.


バイト:

バイトの禁止などは一切ありませんが,研究に大きな支障がない時間帯が望ましいです.


ゼミ(学部4年生対象):

1週間に1回ゼミを実施します.研究の進捗状況および疑問点などを報告してもらいます.


研究環境:

基本的に学生1人につき,机・イス・デスクトップPCを貸与します.


解析ノート:

研究を遂行する際に,解析ノートの執筆を義務づけます.


学会・講演会:

得られた研究成果を国内の学会および講演会で発表することが理想的です.ただし,本研究室の学部4年生には,毎年夏に開催される埼玉工業大学先端科学技術研究所主催の若手研究フォーラムに必ず参加してもらいます.


注意事項:

本研究室は,楽な研究室ではありません.楽な研究室を望む学生さんは絶対に選ばないように気を付けてください.※なお,私の業績のために学生を手足として研究させる気は一切ありません.

本研究室に向いていると思われる学生


与えられた課題・目標に向けて1人でコツコツ努力することができる学生:

付きっきりで全て教えてもらいたいという学生は向いていない可能性があります.


1人であっても物事に取り組むことができる学生:

グループ単位で物事に取り組むことが好きな学生は向いていない可能性があります.


他人のやり方や思考を受け入れることができる学生:

自分のやり方や思考にこだわる学生は向いていない可能性があります.   


他人と情報共有ができる学生:

他人と情報共有しようとしない学生は向いていない可能性があります.   


やりたくないことを素直に言える学生:

本当はやりたくないのに高いレベルを求める学生は向いていない可能性があります.   


1つの物事に対していつまでも飽きない学生:

色んな物事に取り組むことが好きな学生は向いていない可能性があります.   


同じ作業の繰り返しが得意な学生:

ひたすら同じ作業を繰り返すのが苦痛な学生は向いていない可能性があります.   


学部2年生へ


シミュレーション・プログラムの構築に興味がある方は,学部2年生であっても気軽に研究室へ来ていただければ対応します.球状粒子分散系を取り扱った簡単なシミュレーション・プログラムの構築を目標に頑張ってもらいます.なお,Fortran言語を使用します.(参考:令和3年度は2人の学部2年生が学びに来ました.令和4年度は1人の学部1年生が学びに来ました.令和5年度は悲しみの0人です.)