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長谷亜蘭 准教授が「岩木トライボコーティングネットワークアワード(優秀賞)」を受賞


2022年2月28日
 本学工学部機械工学科 長谷亜蘭 准教授が、摩擦界面in situ観察・AEセンシング研究によるトライボロジー現象の可視化・診断の基盤構築への多大な功績により、第14回岩木トライボコーティングネットワークアワード(優秀賞)を受賞しました。

 岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)は、表面改質、トライボコーティング分野で多大な業績を上げられた故 岩木正哉 博士(理化学研究所 元主任研究員)の偉業をたたえ、当該技術分野およびその関連分野において日々努力・研鑽する個人、法人、団体の業績を表彰し、学術界、産業界、ビジネス界におけるさらなる活躍、発展を期待してエンカレッジするものです。

 長谷准教授は、トライボロジー(特に摩耗メカニズムの解明)およびアコースティックエミッション(AE)センシングの研究を先駆的に進めてきました。通常は見えない摩擦界面の様子を可視化する技術とAEセンシング技術を組み合わせ、今まで解釈が難しかったトライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)現象とAE信号の関係を体系的に整理し、様々な分野に関するトライボロジー現象のメカニズム解明や診断・評価の実験研究を推進してきました。今回、それらの技術を活用して数多くの企業との共同研究や産学官連携による技術開発に取り組み、研究成果を残してきたことが認められ受賞に至りました。また、AEセンシングによるIoT化・スマート化を一挙に加速できるほか、日用品、食品、医療など異分野への応用・展開が期待できることも評価されました。なお、2022年2月25日に理化学研究所 鈴木梅太郎記念ホールにて贈呈式が行われ、第24回「トライボコーティングの現状と将来」シンポジウムで受賞記念講演をしました。

長谷准教授コメント


 この度、岩木トライボコーティングネットワークアワードという名誉ある賞ををいただき、大変光栄に思います。現在、コロナウイルスの淘汰が難しいように、トライボロジーにおいても摩擦・摩耗を皆無にすることは永遠の課題となっています。その問題解決には、メカニズムの解明・診断技術が必要不可欠であり、当該研究は将来の持続可能な社会を築くためのトライボロジー改善に大きく貢献できると信じており、それを今回評価いただけましたことをとても嬉しく思っております。これまでご指導を賜りました先生方、サポートいただいた皆様方にこの場を借りて御礼を申し上げますとともに、今回の岩木賞受賞を糧にさせていただき、岩木正哉先生の名に恥じぬように、今後の研究教育活動にいそしんでいきたいと考えております。