情報社会専攻
「人材の育成に関する目的」及び「教育研究上の目的」
情報社会専攻の情報社会システム教育研究分野では、行政知識と経営知識及び情報技術の習得を知識基盤とした行政情報システムやビジネス情報システムの創成を担う人材を養成することを目的とし、ディジタル・クリエーター教育研究分野では、コンピュータ・グラフィックス、コンピュータ・ミュージック、マルチ・メディアといった最先端のスキルを基礎に、ディジタル・クリエーターを養成することを目的としています。
本専攻の特色
情報社会システム教育研究分野
授業科目
- 情報社会特別輪講
- システム開発方法特論
- 社会シミュレーション特論
- ネットワーク・システム特論
- 意思決定支援システム特論
- 地域情報化特論
- 経営情報システム特論
- 企業戦略特論
- e-ビジネス特論
- 情報社会特別演習(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ)
- 情報社会システム創造プロジェクト特別演習(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ)
- 特別研究
ディジタル・クリエーター教育研究分野
- 文化研究特別輪講
- 知覚心理学特論
- イメージ創造特論
- マルチ・メディア情報処理特論
- 映像情報特論
- ディジタル音響表現特論
- メディア作曲法特論
- 文化研究特別演習
- 情報表現特別演習(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ)
- 特別研究
情報社会システム(教育研究分野)
氏名 | 役職 | 研究テーマ例/研究指導内容概略 |
高橋 広治 Takahashi Koji 博士(理学)(京都大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
高度情報社会である現代においては、膨大な量のデータが刻々と生み出されている。そのようなデータを、人間にとって有用な真に生きた情報として活用するためには、各々の問題に合った適切なデータ処理を高速に行うことができる情報システムが必要不可欠である。そのようなシステムの構築を目指して、コンピュータを使った検索、分類、統計解析、データマイニングなどの様々なデータ処理の手法の開発や、それらの手法の開発や、それらの手法を応用した社会現象の分析などをテーマとした研究指導を行う。 |
林 信義 Hayashi Nobuyoshi 経営学修士(横浜国立大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
企業が持続的に成長していくためには顧客に対して他社よりも優れた価値を提供することが必要である。企業はこのような優位性を獲得することを目指して、開発、生産、物流、販売などの活動を行っている。実際の企業活動を調査分析し、優れたビジネスモデルについて研究指導を行う。 |
村山 要司 Murayama Yoji 博士(工学)(日本大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
経営における諸問題に対してコンピュータサイエンスを用いて解決を図る。マーケティング戦略、生産・流通マネジメントやビジネスプロセス等の広範囲な実問題に対し、モデリング及び最適化や、その解法としてのAI ( 機械学習) 、遺伝的アルゴリズム、群知能等の応用をテーマとして、研究指導を行う。 |
田中 克明 Tanaka Katsuaki 博士(工学)(東京大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
人間が行うさまざまな知的活動の支援や、新しい領域の開拓が、コンピュータを利用したシステムによって可能となった。これらのシステムは、データを集める仕組み、データから学習を行う仕組み、学習結果を適用する仕組みなど、様々な仕組みの組み合わせにより構成される。このようなシステムの構築について、研究指導を行う。 |
本吉 裕之 Motoyoshi Hiroyuki 経営管理修士(早稲田大学) [詳細] |
准教授 | 研究テーマ例
「人の心を掴み,感動を与える」ビジネスやサービスを研究。様々な事例や失敗例,時流,タイミング・社会心理などがもたらす消費行動を調査し,アイデアを生み出す「目的展開」をベースに研究指導を行う。 |
李 艶紅 Li Yanhong 博士(法学)(早稲田大学) [詳細] |
准教授 | 研究テーマ例
現代では経済環境が目まぐるしく変化しています。私の講座では、このような時代において、企業・ビジネスに関連するさまざまな法制度がどのようにあるべきかということを、多種多様な企業や人々の利益を考慮しつつ、多角的に研究を行っていきます。これにより、将来、法曹や法務部スタッフを目指す学生さんにとってはもちろんのこと、仮にそういった法律に直接関わる仕事に就かない学生さんにとっても有益な内容になればと考えています。 |
ディジタル・クリエーター(教育研究分野)
氏名 | 役職 | 研究テーマ例/研究指導内容概略 |
宮井 里佳 Miyai Rika 文学修士(大阪大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
中国・日本の宗教思想を対象とし、古典文献の読解およびその現代社会への応用に関する研究指導を行う。 |
中川 善裕 Nakagawa Yoshihiro 芸術学修士(東京藝術大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
近年、発達目覚しいコンピュータ等のデジタル機器の登場によって、音楽制作の様相は著しく変化してきた。五線譜と鉛筆と楽器と演奏者、そして録音スタジオが一つのノートパソコンに収まるようになった今では、単なる効率性の追求という意味合いだけではない音楽的内容の変化の可能性も秘めている。それらの可能性に目を向けながら、新しい時代の音楽表現法を教育研究する。具体的には、コンピュータ上で合成された音と現実の音を用いた音響作品の制作や、アルゴリズム作曲、コンピュータ援用作曲など、作曲家の思考をコンピュータ上で行う可能性を教育研究する。 |
森沢 幸博 Morisawa Yukihiro 修士(メディアデザイン学)(慶應義塾大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
人間の感覚を拡張するディジタル技術によって、アート表現やコミュニケーション手法は大きく進歩する可能性を持っている。教育指導では、次世代のディジタルメディアと人の関係に注目し、コンピュータを利用したメディアアートやディジタルアニメーション、グラフィックデザイン等の制作を通じて、クリエイターに求められる創造性やディジタルコンテンツ、Webサイト制作スキルの修得を目指す。 |
檀上 誠 Danjo Makoto 修士(メディアデザイン学)(慶應義塾大学) [詳細] |
教授 | 研究テーマ例
メディアに付加価値を与えるデジタル化されたコンテンツは人々を心豊かにするという重要な役割を担っている。人々に楽しさや感動を与えられるデジタルコンテンツを創造するために必要な知識及び技術を修得できるよう指導する。研究過程においては、主に2DCG、3DCGを用いた実製作を通じ、必要とされる知識や技術を吸収しながら、豊かな創造力と表現力を身につけてゆく。 |
平田文子 Hirata Fumiko 修士(教育学)(日本女子大学) [詳細] |
准教授 | 研究テーマ例
教育の営みは、人類史の始まる頃から行われてきたことです。文化によって様々な形で現われる教育という営みや思想について考察します。教育は学校という場所に限って行われるものではありません。企業や家庭においても教育は行われています。教育という概念を限定的な枠組みで捉えることなく、幅広くとらえることで研究対象も広くなります。例えば教育と宗教との関りなども面白い研究テーマです。 |