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心理学科(臨床心理専攻)


3年 山口 千鶴|群馬県・高崎高等学校出身

心理学を学ぶことで
ますます周りの「人」や「社会」に興味が出てきました
推理小説が好きで、犯罪心理に興味があって、臨床心理専攻を選びました。入学後、心理学のイメージが大きく変わりました。以前は、人の内面をひたすら探るのが心理学だと思っていましたが、むしろ自分を変えたり、社会を理解したりするための学問であることがわかりました。例えば、演習系の授業では、「自分」を被験者として、さまざまな心理検査を行います。その結果を客観的なデータで分析することで、自分の意外な一面を知ることができました。すると過去に悩んだ人間関係の原因がわかり、モヤモヤがきれいに消えていきました。「社会心理学」の授業では、対人関係や集団心理の構造を理論的に学びます。“周囲に合わせてしまう”という日本人特有の行動の理由なども理解できるようになります。心理学を深く学ぶことで、ますます「人」や「社会」が面白くなっていきます。

公認心理師カリキュラムの対応をスタート!

平成29年9月15日に「公認心理師法」が施行され、国民の心の健康に関わる国家資格がスタートしました。

本学心理学科および大学院心理学専攻は、「公認心理師」の受験資格が得られるカリキュラムに対応しているので、資格取得のためのサポートが充実しています。

公認心理師ってどんな仕事をするの?

学校ではスクールカウンセラー、病院では心理職として、悩みを持つ人のカウンセリングや心理検査などを担当します。保健所や子育て支援センターでは、子育ての相談に応じたり子どもの発達を支援します。
その他、児童相談所、家庭裁判所、警察、企業の社内相談室、就職支援センター、私設の相談室など、様々な分野で心理職としての支援を行います。

公認心理師カリキュラムって ?

公認心理師カリキュラムでは、心理学に関する幅広い知識の習得と実習指導が必要とされます。
本学では
  1. 臨床心理学と基礎心理学のバランスのとれた授業
  2. 本学併設の臨床心理センターをはじめ、保健医療、 教育、福祉領域等施設の充実した実習プログラム
を準備しています。

学びの特徴

人間を深く理解し、実践力の備わった心の専門家を養成します

心理学は、文系や理系の枠組みを超えて、社会のすべての事象に通じる奥の深い学問です。臨床心理専攻では、社会の様々な場面で、心理学の知識と心理学的な支援の技能を生かして、心のケアを行うスペシャリストを養成します。新たに国家資格としてスタートした公認心理師の受験資格に必要なカリキュラムにも対応しています。本専攻では、心の基本的な働きを学ぶ科学的な心理学である基礎心理学分野と、具体的な心の問題に関わる理論や技法を学ぶ応用的な学問である臨床心理学分野を、バランスよく学ぶことができます。少人数の演習授業では心理査定や面接の技能を学び、3年生からは本学付属の臨床心理センターをはじめとする、さまざまな施設で実習を行います。また、本学大学院は公認心理師および臨床心理士の養成を行っています。大学院進学を視野に入れた教育と共に、ゼミや実習を通じて大学院生との縦の繋がりができることも魅力となっています。

カリキュラムの特色

実習での体験を交えつつ
臨床心理学への理解をより深めていく

臨床心理専攻では、公認心理師や臨床心理士といった心理学の専門知識を要求される専門職を目指すためのカリキュラムを構成しています。また資格の取得を目指す場合は、大学院進学を視野に入れながら、心理職に必要な科目の知識と技術を修得していきます。

1年次 2年次 3年次 4年次
教養 情報学概論・情報リテラシー・コンピュータ概論
英語
仏教精神
経済学概論・経営学概論・会計学概論・法学概論
哲学概論・東洋史概論・日本史概論・西洋史概論
スポーツ文化論・宇宙の科学・脳と行動・科学技術史
福祉ビジネス論・インターンシップ・キャリアと自立・働くことの科学と実践
人体の構造と機能及び疾病 など
専門科目 〈演習〉
基礎演習I・II

〈講義科目〉
心理学概論I・II
心理学統計法I・II
〈演習・実験〉
心理学実験
心理演習

〈講義科目〉
心理学研究法基礎
臨床心理学概論
精神疾患とその治療
福祉心理学
教育心理学
発達心理学
社会心理学
言語心理学
情報処理心理学
認知心理学
学習心理学
知覚心理学
神経・生理心理学
心理学と職業
公認心理師の職責 など
〈演習〉
一般実験演習I・II

〈実習科目〉
心理実習I・II

〈講義科目〉
心理学研究法応用
心理的アセスメントI・II
学校臨床心理学
心理学的支援法
犯罪心理学
人格心理学
動機づけと情動
健康・医療心理学 など
〈演習〉
総合研究演習I・II
(卒業研究)

専攻の主な科目

臨床心理学概論

臨床心理学の基礎な考え方を身につけることを目的とし、精神疾患(心の病)の特徴やそのアセスメント、セラピーなどについて学びます。

学校臨床心理学

教育領域における臨床心理学を、理論と体験から学びます。また、スクールカウンセラーなど、教育領域で働く専門家や現場についても学びます。

心理実習I・II

3年次から卒業までに本学付属の臨床心理センターおよび、学外の医療・福祉・教育産業・司法関連の施設における実習を通じて、心理臨床専門職に必要となる基本を学びます。

心理学的支援法

代表的な心理療法やカウンセリングの特徴を学び、具体的な場面でどのような心理学的な支援ができるかを学びます。

研究室紹介

研究室ピックアップ

  • 臨床心理学研究室
  • 現場でのフィールドワークを積極的に実施犯罪心理から「人間理解」を深めてほしい

私の研究室では、少年の「非行」を含む犯罪心理をテーマにしています。私は以前、少年鑑別所で非行のある少年の鑑別に25年間従事してきました。また、少年院で少年の立ち直りに関与したほか、刑務所で成人犯罪者の調査も行いました。この犯罪・非行臨床の実務経験を踏まえ、犯罪の実態を可能な限り忠実に学生に伝えるように努めています。最近は、特に犯罪被害者の研究にも力を入れています。
研究室では、専門書の講読、重要なテーマに関するディスカッションなどを行いながら、犯罪や逸脱行動の背景にある心理に関する幅広い知識に触れます。また、犯罪・非行の専門機関や小中学校等の教育現場でのフィールドワークも積極的に行っています。犯罪心理学を学ぶと見えてくるのは、犯罪・非行は決して、例外的な行動ではないこと。犯罪には、人間の本質が映し出されます。そして、ここから私たちが生きている社会のありようも見えてきます。つまり、犯罪心理学は、「人間理解」につながる学問なのです。

小野 広明 教授

Profile
立命館大学産業社会学部卒業。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得修了。法務省に入省し、東京、千葉、埼玉、宮城、秋田、青森などの少年鑑別所・少年院の法務技官、山形、富山の少年鑑別所長を歴任。退職後、2010年人間社会学部心理学科教授として着任。2012年から学生部長、2013年から副学長を務める。

Research

研究室では、犯罪・非行に関わる専門機関での調査・ヒアリングを積極的に行っています。

研究室一覧

※学科の研究室のうち、専攻の学びに近いものです。研究室はどちらの専攻であっても学科内から選択することができます。

取得可能資格

  • 公認心理師(大学院修士課程修了もしくは規定の実務経験が必要)
  • 認定心理士
  • 臨床心理士(大学院修士課程修了が必要)

将来の進路

  • 民間企業
    医療・福祉/営業・販売/人事担当/流通業/データ調査会社 など

  • 研究職
    研究所など

  • 大学院進学(公認心理師・臨床心理士)

  • 教員
    高等学校(公民)(申請中)

  • 公務員