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心理学科(臨床心理専攻)


3年 中村 真依|埼玉県・本庄第一高等学校出身

ストレスや犯罪などの社会問題を心理学の視点で解き明かしたい
臨床心理専攻では、人の心の内面やその時の心理状態などを探る検査を行います。とある授業での被験者は自分自身。検査結果は自分としては意外なものだったのですが、周囲の人からはむしろよく当たっているとの指摘が…。自分では気がつくことができない心の動きを、統計学などを用いることで、第三者的な視点で明らかにすることができます。実際の体験から、心理学の面白さを改めて発見した瞬間でした。これからは心理学の知識を活かして、社会問題をより深く理解していきたいと考えています。特に興味があるのは、犯罪心理学やストレスといった分野。そこで培った知識を活かせる仕事に就くのが、将来の目標です。先生と学生との距離が近いので、気になることは何でも相談もできますし、先生と一緒にボランティア活動に参加することもあり、社会に出て、授業とは異なる発見があるのも魅力です。

学びの特長

人間を深く理解し、実践力の備わった心の専門家を養成します

心理学は、文系や理系の枠組みを超えて、社会のすべての事象に通じる奥の深い学問です。本専攻では、心を理解する上で必要となる臨床心理学と基礎心理学の2分野をバランスよく、深く学びます。さらに演習や臨床的実習を通じて、心を理解する様々な技法を修得することができます。臨床心理学分野は、心の問題を扱う、心のケアやカウンセリングを中心とした分野で、発達臨床心理学・学校臨床心理学・犯罪心理学などがあります。基礎心理学分野は、基本的心の働きを知ることをテーマとし、脳科学・知覚心理学・認知心理学・学習心理学などの分野があります。本専攻では、臨床現場を実感できる演習や実習を通して、初歩から徐々に専門性を高める授業と学習を経て、人の心を科学的に研究する方法や技法を修得します。また、大学院進学を視野に入れた教育により、臨床心理士をはじめとする心理職に必要な科目の知識と技術を備えた心の専門家を養成します。

カリキュラム

実習での体験を交えつつ
臨床心理学への理解をより深めていく

臨床心理専攻では、臨床心理士や公認心理師(予定)といった心理学の専門知識を要求される専門職を目指すためのカリキュラムを構成しています。また臨床心理士の資格の取得を目指す場合は、大学院進学を視野に入れながら、心理職に必要な科目の知識と技術を修得していきます。

1年次 2年次 3年次 4年次
教養 情報学概論・情報リテラシー・コンピュータ概論
英語
仏教精神
経済学概論・経営学概論・会計学概論・法学概論
哲学概論・宗教学概論・日本史概論・西洋史概論
スポーツ文化論・宇宙の科学・脳科学入門・科学技術史
福祉ビジネス論・インターンシップ・キャリアと自立・働くことの科学と実践 など
専門科目 〈演習〉
基礎演習

〈講義科目〉
心理学概論
心理統計学
〈演習〉
基礎実験演習

〈講義科目〉
心理学研究法基礎
臨床心理学
精神医学
精神保健学
教育心理学
発達心理学
社会心理学
言語心理学
情報処理心理学
認知心理学
学習心理学
知覚心理学
生理心理学 など

心理学と職業
〈演習〉
一般実験演習
コミュニケーション技法演習
臨床心理学原典講読

〈実習科目〉
臨床心理実習
〈講義科目〉
心理学研究法応用
臨床心理査定・面接
臨床心理査定・検査
社会臨床心理学
学校臨床心理学
発達臨床心理学
家族臨床心理学
非行臨床心理学
対人援助論
犯罪心理学
人格心理学
動機づけと情動 など
〈演習〉
総合研究演習I・II
(卒業研究)

授業ピックアップ

臨床心理学

臨床心理学の基礎な考え方を身につけることを目的とし、精神疾患(心の病)の特徴やそのアセスメント、セラピーなどについて学びます。

学校臨床心理学

教育領域における臨床心理学を、理論と体験から学びます。また、スクールカウンセラーなど、教育領域で働く専門家や現場についても学びます。

臨床心理実習

3年次から卒業までに医療・福祉・教育関連の施設における実習を通じて、心理臨床専門職に必要となる基本を学びます。

対人援助論

カウンセラーなどの対人援助職に必要となる、対人援助関係の特徴について学ぶとともに、自己理解や、他者とのコミュニケーションを深めることも行っていきます。

研究室紹介

研究室ピックアップ

  • 臨床心理学研究室
  • 科学の視点で心と向き合い、解決の方法を模索していく

心理学とは「心」を扱う科学です。他の自然科学とは違い、目に見えない「心」をどう探究していくかという試みです。様々な分野に広がる学問ですが、研究室では心のケアやカウンセリングを目的に発展してきた臨床心理学について専門に研究しています。なかでも「学校」というフィールドで、いま何が起きているのか。いじめや不登校、ゲームや携帯電話、インターネット依存や経済格差といった、共同体としての学校における心の課題をテーマとしています。
研究室では個々でテーマを持ち寄り、学校で必要とされる心理支援は何か、発表と討論を重ねていきます。鬱や人格障害、レジリエンス(心の回復力)、摂食障害についてなど、興味を持ったテーマについて調べ相互の研究を指摘し合い、理解を深めます。またニート・ひきこもりの支援をするNPO法人と連携し、カウンセリングボランティアを派遣するなど、実践的な活動も行ないます。工業大学で心理学を専攻するという経験は珍しいかもしれませんが、海外では一般的です。科学として「心」を学びデータを用いてその謎に迫る学問を修めるには最も適した環境だといえるでしょう。

袰岩 秀章 教授

Profile
国際基督教大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。日本女子大学専任カウンセラー(助教授)を経て、2007年大学院人間社会研究科准教授として着任。2015年より現職。日本集団精神療法学会理事、編集委員。

研究室一覧

取得可能な資格

  • 認定心理士
  • 臨床心理士(大学院修士課程修了後に受験資格)
  • 公認心理師(予定)
  • 学校心理士(実務経験が必要)
  • 公務員※
  • 社会調査士(予定)
  • TOEIC※
※資格支援対策授業実施

将来の進路

  • 大学院進学

  • 民間企業
    医療・福祉/営業・販売/人事担当/流通業/データ調査会社など

  • 研究職
    研究所など

  • 教員
    高等学校(公民)

  • 公務員
    市町村/学校相談員など