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ホーム > 学部・大学院 > 工学部 > 生命環境化学科 バイオ・環境科学専攻

生命環境化学科 バイオ・環境科学専攻


4年 伊藤 芽|群馬県・市立前橋高等学校出身

微生物の可能性を追究し水質汚染の解決に貢献したい
小学生の頃から、地球温暖化や水質汚染の問題に関心がありました。なかでも高校時代に興味を持った化学のアプローチから環境問題への知識を深めたいと思い、バイオ・環境科学専攻を選びました。現在、私が取り組んでいるのは、水質浄化の機能を持った微生物の研究。すでに下水処理場などでは、アメーバやクマムシといった微生物を利用して水の汚れを分解する方法が採用されています。しかし、水質浄化に役立つ微生物はまだまだ他にも存在しているはず。それを新たに発見し、環境問題の解決に貢献することが、これからの研究の目標です。
未知の領域が多い微生物の世界は、まだまだ可能性に溢れています。所属する研究室の先生は、何でも気さくに相談に乗ってくれます。私が研究に行き詰まったときには、的確なアドバイスをしてくれます。安心して研究に取り組める環境も、バイオ・環境科学専攻の魅力です。
  • 工学部
  • 生命環境化学科
Bio and Environmental Science Course
バイオ・環境科学専攻



学びの特長

自然豊かな地球環境を守る安全で快適な社会をつくるスペシャリストに

医薬・医療分野、ライフサイエンスにおいて、化学・材料工学を応用した先端技術が飛躍的な進歩を遂げています。しかし一方で、人や環境に配慮した技術開発が必要とされています。本専攻では、「生命(バイオ)」と「環境」の2分野をベースに、人と環境にやさしいものづくりができる幅広い基礎知識と応用力、倫理観を身に付ける教育を行っています。
「生命科学分野」では、自然が織りなす様々な生命現象を分子・細胞レベルで理解できる力を養い、生物学を中心としたバイオ技術の修得を目指します。「環境科学分野」では、環境汚染に対応した浄化技術、太陽電池や燃料電池をはじめとした新エネルギー・環境評価・リサイクルといった地球環境問題に対応できる知識と技術を専門的に修得します。食料・エネルギー・医薬・環境などの分野において、広範囲な知識と技術を活用することのできる、正しい倫理観を身に付けた技術者や研究者を育成します。

カリキュラム

生命化学と環境化学分野を中心に
基礎と実践を学ぶ

バイオ・環境科学専攻では、1年次から3年次に「化学」「生物学」や「環境」をベースに多様な基礎・専門科目や実験を通じて、現代の科学技術を支える生物・化学系の基礎と専門技術を系統的に学びます。また環境問題や生命科学を研究するために、『応用化学専攻』の科目を選択することも可能です。

1年次 2年次 3年次 4年次
一般教養科目 文化論
社会学
経営学
国際関係論
歴史
言語文化論
教育と社会
ボランティアの研究
体育実技I、II
経済学
思想と宗教
哲学
スポーツ文化論
日本国憲法
心理学
- -
外国語科目 英語I、II
発展英語I、II
英語III、IV
発展英語III、IV
- -
キャリア・デザイン科目 キャリア・デザインI、II 情報処理I、II
TOEIC初級I、II
キャリア・デザインIII
TOEIC中級I、II
インターンシップ
キャリア・デザインIV
数学系科目 基礎数学
線形代数
微分学
積分学
確率統計学
微分方程式
- -
理学系科目 基礎化学実験
基礎物理実験
生物学実験
基礎化学
展開化学
基礎科学計算
基礎生物学
生物学
物理学Ⅰ、Ⅱ
地学
地学実験
生活の科学
生命の科学
環境の科学
地球科学 - -
専門科目共通 コンピュータ・プログラミング
生命環境化学特論
生命環境化学基礎実験I、II
生活科学概論
分析化学
生命環境化学専門実験I、II
機器分析
安全工学
生命環境化学ゼミ
生命環境化学特別演習
卒業研究I、II
・細胞分子生理学研究室
・遺伝子工学研究室
・バイオ機能デバイス研究室
・プラズマ環境化学研究室
・環境浄化研究室
・環境計測化学研究室
・合成化学研究室
・有機化学研究室
・植物ゲノム工学研究室
・光材料化学研究室
・微生物応用研究室
・環境材料化学研究室

外部卒業研究先
・東北大学
・東京工業大学
・産業技術総合研究所
・量子科学技術研究開発機構
・理化学研究所
専門科目
バイオ・環境化学系
- 生化学I、II
免疫学
食品科学
細胞生物学
環境計測I、II
タンパク質科学
生化学III
バイオテクノロジー
環境分析
神経生物学
微生物・ウイルス学
生体機能学
環境計量I、II
環境化学
資源エネルギー化学
環境関係法規
専門科目
応用化学系
- 有機化学I、II
物理化学I、II
無機化学I、II
化学工学
有機化学III
物理化学III
無機化学III
高分子化学
電気化学
コンピュータ化学
無機材料化学
有機材料化学

授業ピックアップ

生命の科学

生活の様々な場面で進歩を遂げるバイオ技術について、遺伝子工学・細胞工学・細胞生理学・バイオマテリアル・バイオテクノロジー分野の先端研究や技術を幅広く紹介します。

環境計量

ダイオキシン・農薬・産業廃棄物・有害金属・環境ホルモンなど、日常問題を例に取り上げ、環境分析手法の原理と適用例を学びます。

生化学

生命体を構成する生体物質の化学や、エネルギーを生み出す代謝、遺伝の仕組みなどについて、科学的視点から系統的に学びます。

資源エネルギー化学

石油・石炭・天然ガスなどの資源及び、エネルギー資源の利用現状、環境と調和する新しい化学体系や新しいエネルギー資源開発のあり方について学びます。

研究室紹介

研究室ピックアップ

  • 微生物応用研究室
  • 微生物を分析し、医薬品や化粧品の原料を探し出す

研究の目的は有用な微生物を社会で役立てること。私たちの暮らし支えている微生物はたくさんいますが、300万種以上いるといわれる地球上の微生物のうち、機能がわかっているのは実はほんの1%。つまり残り99%は、まだその正体がよくわかっていません。そこで研究室では、様々な微生物の機能を分析し、医薬品や化粧品の原料として活用できる化学物質や酵素を探索しています。
最近、特に力を入れているのは、深海に生息する海洋性微生物の遺伝子を使って生成した酵素を用いて、木材に含まれるリグニンという化合物から機能性材料をつくり出す研究です。海洋研究開発機構(JAMSTEC)などとの共同研究チームの実験では、世界で初めてバイオプラスチックの合成に成功。これは、微生物からプラスチックを精製するもので、実用化に向け、企業との共同研究も進んでいます。構造が複雑なリグニンを分解する酵素が深海の微生物から見つかったという成果は、世界中の研究者を驚かせました。

秦田 勇二 教授

Profile
広島大学大学院工学研究科にて抗生物質生産微生物を題材とした研究テーマで博士(工学)を取得。花王株式会社/生物化学研究所にて衣料洗剤「アタック」配合用酵素の開発、国立研究開発法人海洋研究開発機構にて深海微生物の応用研究(同時期に横浜市立大学客員教授)、2016年工学部生命環境化学科教授として着任。

研究室一覧

取得可能な資格

  • 毒物劇物取扱責任者
  • 環境計量士※
  • 公害防止管理者※
  • 危険物取扱者(甲種)
  • 衛生管理者
  • 作業環境測定士
  • 浄化槽管理士
  • ITパスポート
  • 公務員※
  • ※資格支援対策授業実施

将来の進路

  • 大学院進学

  • 民間企業
    研究・技術開発/品質管理/生産技術/企画開発/生産管理/製造・加工技術(食品、種苗)/臨床検査・環境分析サービス/営業・フィールドエンジニア/流通サービスエンジニア

  • 教員
    中学校(理科)/高等学校(理科)

  • 公務員