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学部・大学院

機械工学科 ロボット・スマート機械専攻


リュウ シケンさん|中国・宿州市第三中学出身

何もないところにプログラミングで息を吹き込む。
学習させることで、ロボットはもっと人に近づく。
中学生のときにテレビで人型ロボットを見て「面白そう」と興味を持ったんです。それに、このロボットがあれば、田舎のおばあさんも農作業が楽にできるかなって。その思いが心の片隅にあって、日本への留学を考えたときにロボット工学の専門分野に進もうと決めました。
友達と参加したオープンキャンパスでは、埼工大生はみんな笑顔で、学校の雰囲気も良かった。
実際の学生生活ですか?
同じ語学学校から複数の友達が進学したこともあり、私も楽しく過ごせています。
普段の実験の一部を紹介しますね。
たとえばロボットアームを使った工学実験では、プログラミングでモノを運ぶように学習させます。設定した場所までロボットアームを移動させ、対象物を持ち上げ、指定の場所に移す。負荷に耐えられる剛性や重量バランスのとり方など、先生が実験前に原理や目的を丁寧に説明してくれるので理解が進みます。
そろそろ卒業後の進路を考える時期ですが、まだ決めかねていて。日本の生活環境が好きなので(青い空、きれいな空気!)、学び続ける方向で考えています。
今度、日本語能力試験を受けるんです。企業に日本語レベルをアピールすることができるので、授業はもちろん、その勉強も頑張っています。
  • 工学部
  • 機械工学科

Robotics and Smart Engineering Course
ロボット・スマート機械
専攻

学びの特徴

次世代を見据えたロボット技術を学ぶ

近年、社会が求めるものは、従来の大量生産・大量消費型のモノやサービスから個別化された工業製品やサービスへと様変わりしています。
その変化にキャッチアップすべく、IoT*を利用し、AIを活用できるロボットや次世代産業システム。
次世代モビリティシステムを創造するエンジニアやクリエイターを育成します。
*IoT( Internet of Things ) モノをインターネットにつなぐ技術のこと

学びのポイント

Point1

社会の要請に応えられる
ロボット技術を基礎から学修

今後、さらなる進歩が見込まれるロボットやその技術の応用。実際のロボット(産業・医療・交通機械)設計に必要な「機械工学」「電気・電子工学」や「情報工学」に関連する「メカトロニクス」「ロボット工学」、および「IoTデバイス」、「スマートマニュファクチャリング」などを学びます。

Point2

次世代の産業システムと
モビリティシステムの概念を学ぶ

機械工学科実習工場の各製造機械と関連研究室をインターネットでつなぎ(IoT)、随時、加工・製造状況や機器利用状況などの情報を収集。情報の「視える化」を行うことで、生産性を向上させるための最適なシステムは何かを学べるICT環境を導入し、次世代産業システムへの理解を支援します。



カリキュラム

実社会に役立つロボット技術、そして知識を高める4年間
1年次 2年次 3年次 4年次
専攻科目 工業技術の土台となる
4大力学とロボットの
全体像をつかむ
1年次で
身につけた知識を活用し
実践的なスキルを育む
実社会を
視野に入れながら
ロボット技術の
考察を深める
積み重ねてきた
知識や思考を
卒業研究で発揮する
専門科目 コンピュータ・プログラミング
機械工学概論
職業指導 I・II
工業力学及び演習
機械材料
ロボット・スマート機械概論
知能機械製作
金属加工実習
機械工学実習
材料力学及び演習 I・II
熱力学及び演習 I・II
流体力学及び演習 I・II
機械工作法
情報工学
CAD基礎製図
機械設計法及び演習
機構学
計測工学
Cプログラミング及び演習 I・II
知能化工作機械
スマートエネルギー
ロボット製作
電子工作実習
機械力学及び演習 I・II
工学実験 I・II
制御工学及び演習 I・II
設計製図 I・II
工学プロジェクト
メカトロニクス
ロボット工学
スマートマシン
電子工作実習
シミュレーション応用
環境工学
工学倫理
工業法規
IoTデバイス
スマートマニュファクチャリング
交通機械
シミュレーション基礎
伝熱工学
卒業研究 I・II
理学系科目 基礎物理実験
物理学 I・II
物理学演習 I・II
化学 I・II
地球科学
電磁気学
生物学
量子力学
-
数学系科目 基礎線形代数
基礎線形代数演習
応用線形代数
応用線形代数演習
微分学
微分学演習
積分学
積分学演習
微分方程式
データサイエンス
複素関数論
ベクトル解析
- -
情報系科目 - 人工知能入門
ICT概論
ICTリテラシー
補習授業・資格対策 基礎数学演習
基礎物理演習
情報処理特講
学部共通科目 キャリア・デザイン科目 キャリア・デザイン I
キャリア・デザイン入門
異文化コミュニケーション(海外研修)
TOEIC 初級 I・II
キャリア・デザイン I・II
TOEIC 中級 I・II
キャリア・デザイン III
インターンシップ I・II
プレゼンテーション技法
外国語科目 英語 I・II
発展英語 I・II
英語 III・IV
発展英語 III・IV
- -
一般教養科目 社会学
経済学
経営学
歴史
国際関係論
教育と社会
中国の言語と文化
ドイツの言語と文化
フランスの言語と文化
ボランティアの研究
仏教精神 I・II
体育実技 I・II
日本国憲法
スポーツ文化論
心理学
哲学
思想と宗教 科学技術史

授業ピックアップ

ロボット工学の基礎から応用までしっかり学べる

CAD基礎製図

機械設計の基礎からしっかりと
図面の設計意図や仕様を正しく伝えるために、JIS規格のCADによる作図法を学習して機械設計者としての情報伝達力を修得します。

ロボット製作

実際に製作してこそわかる
機械系ロボットづくりに大切なロボット基礎知識を認識し、ロボット関連実習を通し機械系ロボットづくりの技術を習得します。

ロボット工学

実社会に役立てるための学び
ロボットのメカニズム、制御システム、運動学、静力学を学ぶとともに、ロボットの設計方法および制御方法について学びます。


学科・専攻特有の取り組み

機械工学と情報科学の融合領域を学びながら、ものづくりを通して次世代のスマートロボティクスを追求する。

ロボット技術は自動運転車や掃除ロボット、生活家電や医療福祉など、私たちの生活のさまざまな場面で活躍しています。ロボット工学は、従来の機械工学にAIやIoTなどのスマート技術や情報工学、電気電子工学など多くの分野の技術が融合しています。ロボット・スマート機械専攻では、実践を通してロボット開発に必要な知識の修得を行います。身につけた幅広い領域の知識をもって、機械だけではなくあらゆる産業へのキャリア形成が可能です。

研究室一覧

研究室をのぞいてみよう



メカトロニクス研究室

ロボット開発は、ヒトを深く知ることから。これからの社会が求める“未来”をその手で!

長井 力 教授
専門分野|医療福祉工学、メカトロニクス、人間工学、バイオメカニクス

私の研究室では、人間の身体構造や運動制御の仕組みを解析し、それをロボット技術へ応用する研究を行っています。具体的には、人間の持つ繊細な感覚がカギとなる医療福祉分野において、リハビリテーション用のパワーアシスト装置や触覚センサ、医療福祉機器などの開発をしています。今後ますます人間とロボットの距離が縮まる社会に向けて、ヒトに寄り添った便利で安全なロボットを一緒に開発していきましょう。

研究室をWEBでcheck!
メカトロニクス研究室[長井 力 教授]

先生の研究をもっと見てみよう
メカトロニクス研究室(YouTube)

目指せる資格

  • CAD利用技術者試験
  • ガス溶接技能者
  • ボイラー技士
  • 電気通信設備工事担任者
  • 電気通信主任技術者
  • ITパスポート
  • 情報検定(J検)
  • CGクリエイター検定
  • 公務員
  • TOEIC®

主な就職先

  • 日産自動車(株)
  • 住友電気工業(株)
  • 京セラ(株)
  • (株)IHI
  • 山崎製パン(株)
  • 日本製紙(株)
  • 富士電機(株)
  • キッコーマン(株)
  • 太平洋セメント(株)
  • (株)日立産機システム
  • 沖電気工業(株)
  • 古河機械金属(株)
  • 澤藤電機(株)
  • エムケー精工(株)
  • (株)サンコー ほか
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