「令和7年度 彩の国ビジネスアリーナ」にクリーンエネルギープロジェクトの3研究を出展しました(2025年11月18日~19日)
エネルギー利用高効率化フォトニクス材料については、近赤外線駆動型液晶に関するパネル展示と温度駆動型液晶の現物にて作動実演を行いました。イムノセンシング界面構築とイオノフォアについてはパネル展示、植物由来プラスティックについてはネギの葉から取り出したセルロース、樹脂とセルロースを混ぜたペレット、成形品の現物の展示を行いました。
「彩の国ビジネスアリーナ」は、埼玉県、埼玉県産業振興公社等が主催する中小企業の受注確保・販路開拓、技術力向上を目的とした展示会です。今年も会期中に10,674人が来場し、県内で行われる大きな展示会の一つです。埼玉工業大学は研究シーズを企業様向けに知っていただくために産学官連携で企業ニーズに貢献できる機会創出を目的として毎年出展しています。
温度駆動型液晶の作動実演では、来場者が視覚で現象を理解でき、分かりやすいと好評でした。植物由来プラスティックについては既に埼玉工業大学で行われている研究であると認知されており、展示された現物を観察される方もおられました。
2日間で本学ブースに立ち寄っていただいた来場者は74名でした。研究シーズ集も45名の来場者に受け取っていただくことができました。企業や大学などの団体に勤めている方が来場され、意見交換などを通じて埼玉工業大学での研究内容を知っていただく機会を創出することができました。