１１月２６日から２８日の３日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイト西展示棟で行われた「産業交流展2025」にクリーンエネルギープロジェクトから秦田勇二教授の『バイオアルコールを生産する微生物の探索』、松浦宏昭教授の『レドックスフロー電池』、長谷部靖教授の『酵素固定化バイオマスカーボンを電極材料として利用する自己発電式バイオデバイスの開発』の３つの研究について出展しました。

「産業交流展」は東京都等が主催し、埼玉県、千葉県、神奈川県他、５つの市が連携して行われる中小企業・スタートアップ企業の販路拡大、企業間連携の実現、情報収集・交換などのビジネスチャンスを提供することを目的とした展示会です。今年で２８回目の開催で約７００の企業・団体が出展する歴史ある大きな展示会です。埼玉工業大学は研究シーズを企業様に知っていただき、産学官連携で企業ニーズに貢献できる機会の創出を目的として、2022年から毎年出展しています。

今回の展示には各研究室から１名の学生が説明員として参加しました。ブースの前では来場者をブースへ案内し、そしてブース内では展示内容を来場者に説明しました。ブースの前での学生説明員の呼びかけのおかげで、多くの来場者に足を止めていただきました。
実際に研究を行っている学生説明員の展示内容の説明が好評で、とても充実した展示となりました。

3日間の会期中、本学ブースに来場された来場者は１１１名でした。１回の展示会では今年度１番の来場者数でした。多くの企業や大学などの団体に勤めている方との意見交換などを通じて、埼玉工業大学での研究を知っていただくことができました。