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機械工学科 機械工学専攻


3年 沢木 紅志郎|茨城県・水戸工業高等学校出身

自動車業界で機械設計の仕事をしたい
実習系の授業は未来につながる発見の連続!
父が製造業のエンジニアをしていた影響もあり、幼い頃から「ものづくり」が大好きでした。特に自動車に興味があり、機械工学専攻を選びました。現在、力を入れているのは、実習系の授業。「工学実習」では、NC旋盤などの工作機械を操ったり、自作のプログラムで機械を動かしたりする体験ができます。また、この授業で自動車の部品をつくる課題にも挑戦。かかる負荷と素材の強度のバランスを考えながら、材料の厚さを決める過程で、部品ひとつにも細かい計算や理論が用いられていることを知り、機械工学の奥深さを実感しました。ほかにも自動車の構造を詳しく学べる授業もあり、愛車のメンテナンスにも役立っています。将来は、自動車業界で機械設計の仕事をしてみたいと思っています。

学びの特徴

人と環境との共存を実現する技術開発で未来の産業を支えるスペシャリストを育成

現代社会は、パソコン、携帯電話、自動車など、様々な工業技術が暮らしを支えています。個性豊かな“ものづくり”は、人々の笑顔を生み出し、社会に貢献できる素晴らしい学問です。近年の工業技術や工業生産は、品質の高さや生産効率の良さにとどまらず、複雑化・多様化した要素が加わっています。さらには機械を扱う安全性や快適性、地球環境の保全、省エネ・省資源の課題などを常に念頭においた開発が求められています。
本専攻では、機械工学の4大力学である材料力学、機械力学、流体力学、熱力学を基本に、情報・制御や生産・設計システムなど、ものづくりに必要な幅広い基礎知識と応用力を身に付ける教育を行っています。「ものづくり教育」を柱としたカリキュラムを通じて、工業技術の基礎から応用までの知識とスキルの修得に加え、創造力・理解力を育成します。また技術立国である日本の産業界の最先端で活躍できるエンジニアや研究者を育成します。

カリキュラムの特色

自らの「手」を動かすことで
体験的に知識を吸収していく

機械工学専攻では、情報・制御、生産・設計システム、4大力学を基本に、幅広い基礎から応用までを修得できるカリキュラムを構成。特に実習・実験の時間を重視し、早い段階から技術や技能に取り組むことで、自ら考える習慣と“手を動かす技術”を身につけることができます。

1年次 2年次 3年次 4年次
一般教養科目 文化論
社会学
経済学
経営学
地域学
歴史
国際関係論
教育と社会
中国の言語と文化
ドイツの言語と文化
フランスの言語と文化
ボランティアの研究
仏教精神I、II
体育実技I、II
心理学
日本国憲法
スポーツ文化論
哲学
思想と宗教 科学技術史
外国語科目 英語I、II
発展英語I、II
英語III、IV
発展英語III、IV
- -
キャリア・デザイン科目 キャリア・デザインI
キャリア・デザイン入門
キャリア・デザインII キャリア・デザインIII
働くことの科学と実践I、II
インターンシップI、II
TOEIC初級I、II
TOEIC中級I、II
プレゼンテーション技法
数学系科目 基礎線形代数
基礎線形代数演習
応用線形代数
応用線形代数演習
微分学
微分学演習
積分学
積分学演習
微分方程式
確率統計学
複素関数論
ベクトル解析
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理学系科目 基礎物理実験
物理学I、II
物理学演習I、II
化学I、II
地球科学
電磁気学
生物学
量子力学
-
機械工学専攻
専門科目
コンピュータ・プログラミング
機械工学概論
職業指導I、II
工業力学及び演習
機械材料
航空宇宙工学概論
工学実習I、II
材料力学及び演習I、II
熱力学及び演習I、II
流体力学及び演習I、II
機械工作法
コンピュータ図学
情報工学
CAD基礎製図
機械設計法及び演習
機構学
計測工学
自動車工学概論
工作機械
機械力学及び演習I、II
工学実験I、II
制御工学及び演習I、II
設計製図I、II
伝熱工学
数値計算法
精密加工学
メカトロニクス
内燃機関
電子工作実習
工学プロジェクト
空気力学
応用数値計算法
塑性加工
流体機械
環境工学
工学倫理
工業法規
システム工学
生産工学
ロボット工学
卒業研究I、II
補習授業
資格対策
基礎数学演習
基礎物理演習
情報処理特講I、II - -

専攻の主な科目

材料力学

機械や構造物に用いられる材料の強さや変形に対する抵抗、部材の安定性などについて学ぶ、機械工学にとって重要な科目のひとつです。

流体力学

流体というのは空気や水など、力を加えることなく自由に変形する物質のこと。その性質を例題を解きながら、“覚える”ではなく“理解する”ことをめざして学びます。

機械力学

機械の高速化・軽量化・自動化を図るには、機械の動きを理解する必要があります。講義では機械の動きをモデル化し、具体的に設計へと結び付けていく方法を学びます。

熱力学

自動車のエンジン、ガスタービン、火力発電所など、社会には様々な熱動力機関が存在します。これら熱機関の作動原理となっている熱力学の諸法則について学びます。

研究室紹介

研究室ピックアップ

  • 生産プロセス研究室
  • 生産プロセスを最適化することで「ものづくり」の現場を支える

「ものづくり」の現象を測定する―。これが研究室のテーマです。ものづくりの現場では、設計技術とともに生産技術が重要で、よい製品を継続的に市場に提供するためには、最適な生産プロセスをつくり込む必要があります。生産プロセス全体を正常に稼働させるための状態監視システムを構築するのがこの研究の目的です。
ベースとなるのは、現象の「測定」です。測定ができてはじめて、生産プロセスの「評価」ができ、「最適化」を実現できます。そこで学生の卒業研究では、工作機械やロボット、ドローンなどにセンサーを付けて、身近な現象の測定を行います。そして、取得したデータを分析し、監視システムの構築にも挑戦します。ここで身につけてほしいのは、「ものを観察する力」。ものの動作や状態を多角的かつ定量的に観察する視点を養ってほしいですね。さらに、研究室では、多数の企業との共同研究を経験できます。ここで、来たるIoT社会(あらゆるモノがインターネットでつながる社会)で価値を生み出すための「現場力」を鍛えてほしいと思っています。

河田 直樹 准教授

Profile
電気通信大学大学院電気通信学研究科機械制御工学専攻博士前期課程修了。群馬大学大学院工学研究科生産工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。輸送機器メーカーで研究・開発職を経て、2017年工学部機械工学科准教授として着任。

Research

センサーを用いて、ドローンの飛行状態を測定する実験。
センサーが取得したデータをパソコンで解析中

研究室一覧

  • 機械力学研究室[皆川 佳祐 准教授]
    構造物の耐震性評価や、構造物に地震動を伝えない技術(免震)、構造物の揺れを抑制する技術(制振)などの研究を行っています。

  • ロボットデザイン研究室[安藤 大樹 准教授]
    制御機械システムにおける機構系と制御系を統合的に設計し、従来の設計手法の限界をブレイクスルーする設計技術の確立を目指します。


  • 知能機械システム研究室[五味 伸之 講師]
  • 取得可能資格

    • CAD利用技術者試験※
    • ガス溶接技能者
    • ボイラー技士
    • 基本情報技術者
    • 公務員※
    • 電気通信設備工事担任者
    • 電気通信主任技術者
    • ITパスポート
    • 情報処理活用能力検定
    • CG検定
    ※資格支援対策授業実施

    将来の進路

    • 民間企業
      調査・研究/開発(ソフト・ハード)/設計/生産技術/品質管理/生産管理/システムエンジニア/フィールドエンジニア

    • 大学院進学

    • 教員
      中学校(技術)/高等学校(工業)

    • 公務員