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ホーム > 学部・大学院 > 工学部 > 生命環境化学科 応用化学専攻

生命環境化学科 応用化学専攻


4年 近藤 絢香|栃木県・真岡女子高等学校出身

化学の理論や技術を応用して医療に活かせる新技術を開発したい
きっかけは親戚が大きな病気にかかったこと。その時、化学の力で医療に貢献するための勉強をしようと決意をしました。「薬の科学」という授業では、痛みや炎症などがどんな原因で起こり、薬がどう作用して症状をやわらげるのかを学習しています。自分が普段飲んでいる解熱鎮痛薬も含めて、薬品の効果が出るまでのプロセスは興味深いテーマでした。現在は、糖尿病患者の血糖値を測定する技術のように、測定したい物質に反応する分子をカーボン材料の表面に結合させることで、化学センサに応用する、新規技術を研究。社会に貢献する化学製品の開発に携わるために、専門知識を深めています。
こうした勉強を進める一方で、3年次には秋桜祭(学園祭)実行委員会で副委員長を経験しました。仲間と協力して学園祭を盛り上げるやりがいと、来場者から「おもしろかった!」と言ってもらえる喜びを味わえたことは、一生モノの思い出です。

学びの特長

人と環境が調和できる社会のために「化学」の力で未来を切り開く

環境に調和した新素材や新材料の開発は、人々の快適な暮らしと社会に必要不可欠な技術です。さらに、地球環境に配慮した開発が求められています。本専攻では、先端材料・食品・医薬品・エネルギー・環境・農林水産などにおいて、未来の産業界を支える幅広い分野に対して、「化学」の力で貢献できる専門技術者や研究者を育成します。衣料・食品・医薬・美容用品・電化製品・電池・建材・自動車といった私たちの身の回りにある製品においては、品質向上や新製品開発力が要求されています。新しい技術や開発のできる技術者を養成するために、有機化学・無機化学・物理化学・分析化学・材料化学など、高度な化学の専門知識と最新技術を、体系的なカリキュラムと多彩な実験・実習を通じて系統的に学びます。化学の基礎から高度な専門までの知識と技術の修得はもちろん、新たな問題を発見し、自らその課題を検証できる想像力豊かな力と柔軟な対応力、倫理観を身に付けたエンジニアの育成を目標としています。

カリキュラム

少人数編成クラスからスタートすることで
着実な成長を実現する

応用化学専攻では、化学をベースとした科学技術の専門知識や技術を身につけるためのカリキュラムを用意。特に1年次には、少人数編成で高校の化学を学んだ上でステップアップしていきます。また「化学」の力をさらに活かすために、『バイオ・環境科学専攻』科目を選択することも可能です。

1年次 2年次 3年次 4年次
一般教養科目 文化論
社会学
経営学
国際関係論
歴史
言語文化論
教育と社会
ボランティアの研究
体育実技I、II
経済学
思想と宗教
哲学
スポーツ文化論
日本国憲法
心理学
- -
外国語科目 英語I、II
発展英語I、II
英語III、IV
発展英語III、IV
- -
キャリア・デザイン科目 キャリア・デザインI、II 情報処理I、II
TOEIC初級I、II
キャリア・デザインIII
TOEIC中級I、II
インターンシップ
キャリア・デザインIV
数学系科目 基礎数学
線形代数
微分学
積分学
確率統計学
微分方程式
- -
理学系科目 基礎化学実験
基礎物理実験
生物学実験
基礎化学
展開化学
基礎科学計算
基礎生物学
生物学
物理学Ⅰ、Ⅱ
地学
地学実験
生活の科学
生命の科学
環境の科学
地球科学 - -
専門科目共通 コンピュータ・プログラミング
生命環境化学特論
生命環境化学基礎実験I、II
生活科学概論
分析化学
生命環境化学専門実験I、II
機器分析
安全工学
生命環境化学ゼミ
生命環境化学特別演習
卒業研究I、II
・細胞分子生理学研究室
・遺伝子工学研究室
・バイオ機能デバイス研究室
・プラズマ環境化学研究室
・環境浄化研究室
・環境計測化学研究室
・合成化学研究室
・有機化学研究室
・植物ゲノム工学研究室
・光材料化学研究室
・微生物応用研究室
・環境材料化学研究室

外部卒業研究先
・東北大学
・東京工業大学
・産業技術総合研究所
・量子科学技術研究開発機構
・理化学研究所
専門科目
バイオ・環境化学系
- 生化学I、II
免疫学
食品科学
細胞生物学
環境計測I、II
タンパク質科学
生化学III
バイオテクノロジー
環境分析
神経生物学
微生物・ウイルス学
生体機能学
環境計量I、II
環境化学
資源エネルギー化学
環境関係法規
専門科目
応用化学系
- 有機化学I、II
物理化学I、II
無機化学I、II
化学工学
有機化学III
物理化学III
無機化学III
高分子化学
電気化学
コンピュータ化学
無機材料化学
有機材料化学

授業ピックアップ

生命の科学

快適な生活を送るための健康科学、身近な生活の中での「形」に着目した科学現象、エネルギー問題などに焦点をあて、身近な環境を科学的視点から捉える素養を身につけます。

無機化学

金属材料、セラミック材料、複合(ハイブリッド)材料など、多くの分野で開発されている無機化合物の特徴や性質、反応性との関わりを、物理化学的な視点から系統的に学びます。

電気化学

リチウムイオン電池、電力貯蔵など現代の生活において欠かせない電気化学について、電気エネルギーと化学エネルギーの相互変換の原理と様々な応用技術を学びます。

生命環境化学基礎実験

データに基づく考察が欠かせない化学実験を行う力を身につけるために、実験操作の基本原理、装置類の基本操作の習熟を目的とした課題を取り上げていきます。

研究室紹介

研究室ピックアップ

  • 環境材料化学研究室
  • 廃棄物を資源ととらえ、環境の浄化に役立てる

地球環境を保全し、豊かな生活を後世につなげていく「持続可能な社会」。無機材料化学をベースに、その実現を目指しています。中でもリサイクルと大気・水質環境の浄化が、大きなテーマです。例えば、輸入してきた鉄鉱石を精錬していく過程で排出される多くの廃棄物。本来ならば捨てられてしまう廃棄物から有用な成分を抽出して、廃棄物の削減をしながら「資源」を生産することができます。日本には資源がないといいますが、ゴミから資源を生産できれば、生活に大きく役立ちます。その他、汚染された海や川から吸着材を使って汚染物質を除去して水質を浄化する取り組み、光触媒によって化石燃料を使わずに排気ガスを浄化する研究なども進めています。化学の知識を応用すれば、ホームセンターで売っている園芸用の土も、有害な重金属で汚染された水を効率的に浄化する材料になります。お米をつくるときに大量に出る籾殻を原料にバイオエタノールを生産することも可能です。現時点で廃棄物とされているものも、化学の力で資源にできる。可能性に満ちた、ダイナミックなテーマです。

本郷 照久 教授

Profile
東京工業大学大学院総合理工学研究科物質科学創造専攻博士後期課程修了。博士(理学)。早稲田大学助手、成蹊大学助教、早稲田大学講師、独立行政法人労働安全衛生総合研究所研究員を経て、2016年工学部生命環境化学科准教授として着任。

研究室一覧

取得可能な資格

  • 毒物劇物取扱責任者
  • 環境計量士※
  • 公害防止管理者※
  • 危険物取扱者(甲種)
  • 衛生管理者
  • 作業環境測定士
  • 浄化槽管理士
  • ITパスポート※
  • 公務員※
  • ※資格支援対策授業実施

将来の進路

  • 大学院進学

  • 民間企業
    研究・技術開発/品質管理/生産技術/企画開発/生産管理/製造技術(薬品、化成品)/機器分析・解析サービス/設計・デザイン/営業・フィールドエンジニア/システム保守エンジニア

  • 教員
    中学校(理科)/高等学校(理科)

  • 公務員