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機械工学科 ロボット・スマート機械専攻


※2019年度入学者まではロボティクス専攻

3年 柏木 詩音さん|埼玉県・正智深谷高等学校出身

ロボットやAIを通じて便利の先にある「癒やし」を
人々の心に届けたい。寂しいのは誰だっていやだから。
ロボットやAI(人工知能)がもたらすもの。パッと思い浮かぶのは便利さですね。たとえば駅にある案内板「デジタルサイネージ」。目的地を告げるだけで、現在地からのルートがフロア上に表示されます。テクノロジーによる自動化が、日常をラクにしてくれるんですね。埼玉工業大学では、1年次に工業技術のベースである4大力学とロボットの全体像をつかむのですが、とくに面白かったのは知能機械製作の授業。組み立てたLEGO®のロボットを、パソコンでプログラミングして走らせます。数字の設定を少しでも間違えると動かないし、ドーン!と暴走することも(笑)。2年次だとパソコンでのCAD基礎製図かな。そうそう、先日、先輩の課題をのぞいたら手書きで製図をされていて。製図の知識や図面を読み取る力を養うための「あえてのアナログ」なんだとか。奥が深いですよね。気になる所属研究室選びは3年次後期に行われるので、今は情報収集など下地作りを頑張っているところ。将来はテクノロジーで、誰かの心を癒やせたらと思っています。ロボットが高齢者や入院されている方などの話し相手になることで、気持ちに安らぎが生まれたら嬉しいですね。

学びの特徴

次世代を見据えたロボット技術を学ぶ

近年、社会が求めるものは、従来の大量生産・大量消費型のモノやサービスから個別化された工業製品やサービスへと様変わりしています。
その変化にキャッチアップすべく、IoT*を利用し、AIを活用できるロボットや次世代産業システム。
次世代モビリティシステムを創造するエンジニアやクリエイターを育成します。
*IoT( Internet of Things ) モノをインターネットにつなぐ技術のこと

学びのポイント

Point1

社会の要請に応えられる
ロボット技術を基礎から学修

今後、さらなる進歩が見込まれるロボットやその技術の応用。実際のロボット(産業・医療・交通機械)設計に必要な「機械工学」「電気・電子工学」や「情報工学」に関連する「メカトロニクス」「ロボット工学」、および「IoTデバイス」、「スマートマニュファクチャリング」などを学びます。

Point2

次世代の産業システムと
モビリティシステムの概念を学ぶ

機械工学科実習工場の各製造機械と関連研究室をインターネットでつなぎ(IoT)、随時、加工・製造状況や機器利用状況などの情報を収集。情報の「視える化」を行うことで、生産性を向上させるための最適なシステムは何かを学べるICT環境を導入し、次世代産業システムへの理解を支援します。

カリキュラム

実社会に役立つロボット技術、そして知識を高める4年間
1年次 2年次 3年次 4年次
専攻科目 工業技術の土台となる
4大力学とロボットの
全体像をつかむ
1年次で
身につけた知識を活用し
実践的なスキルを育む
実社会を
視野に入れながら
ロボット技術の
考察を深める
積み重ねてきた
知識や思考を
卒業研究で発揮する
専門科目 コンピュータ・プログラミング
機械工学概論
職業指導 I・II
工業力学及び演習
機械材料
ロボット・スマート機械概論
知能機械製作
金属加工実習
機械工学実習
材料力学及び演習 I・II
熱力学及び演習 I・II
流体力学及び演習 I・II
機械工作法
情報工学
CAD基礎製図
機械設計法及び演習
機構学
計測工学
Cプログラミング及び演習 I・II
知能化工作機械
スマートエネルギー
ロボット製作
機械力学及び演習 I・II
工学実験 I・II
制御工学及び演習 I・II
設計製図 I・II
工学プロジェクト
メカトロニクス
ロボット工学
スマートマシン
電子工作実習
シミュレーション応用
環境工学
工学倫理
工業法規
IoTデバイス
スマートマニュファクチャリング
交通機械
シミュレーション基礎
伝熱工学
卒業研究 I・II
理学系科目 基礎物理実験
物理学 I・II
物理学演習 I・II
化学 I・II
地球科学
電磁気学
生物学
量子力学
-
数学系科目 基礎線形代数
基礎線形代数演習
応用線形代数
応用線形代数演習
微分学
微分学演習
積分学
積分学演習
微分方程式
データサイエンス
複素関数論
ベクトル解析
- -
情報系科目 人工知能入門
ICT概論
ICTリテラシー
補習授業・資格対策 基礎数学演習
基礎物理演習
情報処理特講
学部共通科目 キャリア・デザイン科目 キャリア・デザイン I
キャリア・デザイン入門
異文化コミュニケーション(海外研修)
TOEIC 初級 I・II
キャリア・デザイン II
TOEIC 中級 I・II
キャリア・デザイン III
インターンシップ I・II
プレゼンテーション技法
外国語科目 英語 I・II
発展英語 I・II
英語 III・IV
発展英語 III・IV
- -
一般教養科目 社会学
経済学
経営学
歴史
国際関係論
教育と社会
中国の言語と文化
ドイツの言語と文化
フランスの言語と文化
ボランティアの研究
仏教精神 I・II
体育実技 I・II
日本国憲法
スポーツ文化論
心理学
哲学
思想と宗教 科学技術史

授業ピックアップ

ロボット工学の基礎から応用までしっかり学べる

CAD基礎製図

機械設計の基礎からしっかりと
図面の設計意図や仕様を正しく伝えるために、JIS規格のCADによる作図法を学習して機械設計者としての情報伝達力を修得します。

ロボット製作

実際に製作してこそわかる
機械系ロボットづくりに大切なロボット基礎知識を認識し、ロボット関連実習を通し機械系ロボットづくり技術を実践的に学びます。

ロボット工学

実社会に役立てるための学び
ロボットのメカニズム、制御システム、運動学、静力学を学ぶとともに、ロボットの設計方法および制御方法について学びます。


学科・専攻特有の取り組み

機械工学と情報科学の融合領域を学びながら、ものづくりを通して次世代のスマートロボティクスを追求する。
ロボット技術は自動運転車や掃除ロボット、生活家電や医療福祉など、私たちの生活のさまざまな場面で活躍しています。ロボット工学は、従来の機械工学にAIやIoTなどのスマート技術や情報工学、電気電子工学など多くの分野の技術が融合しています。ロボット・スマート機械専攻では、実践を通してロボット開発に必要な知識の修得を行います。身につけた幅広い領域の知識をもって、機械だけではなくあらゆる産業へのキャリア形成が可能です。

研究室一覧

研究室をのぞいてみよう

ロボットデザイン研究室
未来はここから。ロボットで学ぶ、最先端の機械工学と正しい技術者の姿。

安藤 大樹 准教授
専門分野|機械力学、制御工学、システム設計工学

私の研究室では大きく分けて2つの研究を行っています。ひとつは柔らかい指をもつロボットハンドの研究、もうひとつは自動運転に関する研究です。最先端技術のため、学んできた技術とのギャップに困惑する学生もいます。どのように取り組めば良いか、プロセスを見せながら学生の自主的な解決を促します。現代の機械工学に必要な技術を修得し、社会に正しく役立てる使命感と倫理観を持つ技術者に育ってほしいですね。

研究室をWEBでcheck!
ロボットデザイン研究室[安藤 大樹 准教授]

先生の研究をもっと見てみよう
ロボットデザイン研究室(YouTube)

目指せる資格

  • ITパスポート※
  • CGクリエイター検定※
  • 電気通信設備工事担任者
  • 電気通信主任技術者
  • CAD利用技術者試験※
  • 情報検定(J検)
  • ボイラー技士
  • ガス溶接技能者
  • 公務員※
  • TOEIC®※
※資格支援対策授業実施

就職先業種別割合

※過去3年間の実績

主な就職先

  • キヤノン(株)
  • 京セラ(株)
  • 富士電機(株)
  • 古河機械金属(株)
  • (株)明治
  • 日本製紙(株)
  • 三菱マテリアル(株)
  • マルハニチロ(株)
  • スズキ(株)
  • 住友林業(株)
  • エムケー精工(株)
  • (株)フジクラ
  • 澤藤電機(株)
  • (株)日立産機システム
  • 国際計測器(株) ほか