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大学案内

工学研究科 生命環境化学専攻


博士前期課程 生命環境化学専攻

1. 【アドミッション・ポリシー】(AP):入学者受入方針

 科学技術の進歩が著しい中で,特に21世紀の重要課題である,新素材の開発,環境問題の解決,バイオテクノロジーの発展などにおいて,飛躍的な発展が続いている。
 本専攻では,現代および将来に求められる広範な生命環境化学領域の専門性に対応して,材料化学,環境化学,生命化学の3分野を設け,社会のニーズに応え,科学技術の進歩に柔軟に対応し,21世紀の日本を支える優れた技術者,研究者を育成することを目指している。以上の方針に基づき,本専攻では以下のような大学院生を求めている。
(1)材料化学,環境化学,生命化学関連分野に興味を持ち,本専攻での学習・研究を強く希望する人
(2)「研究」および「実験」が好きで,技術力・実践力・創造力を大いに発揮したい人
(3)好奇心が旺盛で,失敗を恐れず積極的にチャレンジするパイオニア精神をもつ人
(4)身につけた科学的知識や専門技術を専門技術者・研究者として生かす意欲のある人
(5)明確な目的意識を持って,積極的かつ自主的な姿勢で研究活動に取り組める人

2. 【カリキュラム・ポリシー】(CP):教育課程の編成・実施方針

<教育内容>
● 本専攻では,現代社会が求める,「人に優しく環境に調和した新素材の開発」や「環境・エネルギー問題の解決」および「生命化学およびバイオテクノロジーの著しい発展」に貢献できる専門技術者・研究者の育成を目的とした教育を実施する。

<教育方法>
● 「材料化学」,「環境化学」,「生命化学」の3教育研究分野を設置し,時代の要求に応えられる優れた技術者・研究者育成のために必要となる各分野のカリキュラムを配置して,本学院生が自由に選択できる体制をとる。
● 材料化学分野として,有機化学,有機金属化学,有機材料化学,高分子化学,計測化学,光材料化学などに関する講義を基盤として,有機合成手法の開発,新規光機能性材料の開発,新規デバイスの開発に資する総合的な教育研究活動などを行う。
● 地球規模で問題となっている環境問題,エネルギー問題を解決するため,環境化学,電気化学,触媒化学,無機化学,無機材料化学に関する講義を基盤として,環境浄化,省エネルギープロセスの開発,燃料電池の開発,廃棄物の再資源化などに資する総合的な教育研究活動を行う。
● 医療分野でも注目を集めるバイオテクノロジーの発展に寄与するため,生化学,分子生物学,細胞生理学,生物有機化学,バイオエレクトロニクス,遺伝子工学,微生物工学,植物分子生物学などに関する講義を基盤として,バイオセンサ,生体情報の伝達,遺伝子発現制御,微生物を用いた有用物質の生産,植物の新品種育成などに資する総合的な教育研究を行う。
● 材料化学特別演習Ⅰ~Ⅳ,材料化学特別輪講Ⅰ~Ⅳ,材料化学特別実験Ⅰ~Ⅳ,環境化学特別演習Ⅰ~Ⅳ,環境化学特別輪講Ⅰ~Ⅳ,環境化学特別実験Ⅰ~Ⅳ,生命化学特別演習Ⅰ~Ⅳ,生命化学特別輪講Ⅰ~Ⅳ,生命化学特別実験Ⅰ~Ⅳ,は複数の分野にまたがるため,博士前期課程2年間の学習の総仕上げという位置づけにあり,生命環境化学専攻で学んだ幅広い専門知識や教養を創造的に応用して,学生と教員とが連携・協力して課題解決に取り組む。

<評価の基準>
● 講義科目ごとの学習到達目標を明確にし,材料科学・環境科学・生命科学の原理・法則の理解度,応用展開能力を評価する。
● 各学生に与えられた教育研究活動については,研究結果を修士論文にまとめ,研究発表会において口頭発表を行い,複数の教員からの質疑応答を通して,学生の理解度,思考力,判断力,問題解決力,プレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を評価する。

3. 【ディプロマ・ポリシー】(DP):学位の授与・学修の評価方針

 大学院学則に規定された単位を修得し,設定された教育・研究分野の研究能力や高度な専門性を必要とする職業を担う十分な能力と技術を身につけていることを博士前期課程修了の要件とする。なお,修士論文審査においては主査1名・副査2名をもって審査にあたり公正な判定がなされている。
 1)学位申請者が主体的に取り組んだ研究であること。
 2)研究内容に新規性を有していること。
 3)論文内容の発表および質疑応答が明確にかつ論理的に行われていること。
 4)上記の各項目について,学位論文発表会での発表と質疑応答を通じて評価を行う。
 材料化学,環境化学,生命科学における社会のニーズに応えて,科学技術の進歩に柔軟に対応できる,優れた技術者,研究者であること。

博士後期課程 生命環境化学専攻

1. 【アドミッション・ポリシー】(AP):入学者受入方針

 人間生活の基盤を支える物質は,科学技術の進歩とともにますます増加し,互いに有機的な結びつきを深めている。科学技術の進歩が著しい中で,応用化学の研究分野も大きく広がっている。特に,21世紀の重要課題である,新素材の開発,環境問題の解決,バイオテクノロジーの発展などにおいて,応用化学の果たす役割は重大である。
 本専攻では,現代および将来に求められる広範な生命環境化学領域の専門性に対応して,材料化学,環境化学,生命化学の3分野を設け,社会のニーズに応え,科学技術の進歩に柔軟に対応し,21世紀の日本を支える優れた技術者,研究者の育成を目指している。
 以上の教育方針に基づき,本専攻博士後期課程では以下の視点からの専門性の高い大学院生を求めている。
(1)材料化学,環境化学,生命化学関連分野に興味を持ち,本専攻での学習・研究を強く希望する人
(2)「研究」および「実験」が好きで,技術力・実践力・創造力を大いに発揮したい人
(3)好奇心が旺盛で,失敗を恐れず積極的にチャレンジするパイオニア精神をもつ人
(4)身につけた科学的知識や専門技術を専門技術者・研究者として生かす意欲のある人
(5)明確な目的意識を持って,積極的かつ自主的な姿勢で研究活動に探究的・計画的に取り組める人

2. 【カリキュラム・ポリシー】(CP):教育課程の編成・実施方針

<教育内容>
● 持続的社会形成を目標に現代社会が求める,「新素材の開発」や「環境・エネルギー問題の解決」および「生命化学先端技術の応用」に貢献できる研究者の育成を目的とした高度な教育研究を実施する。

<教育方法>
● 材料化学分野として,有機化学,有機金属化学,有機材料化学,高分子化学,計測化学,光材料化学などに関する講義を,環境,エネルギー関連分野として環境化学,電気化学,触媒化学,無機化学,無機材料化学に関する講義を,さらに生命化学関連分野として,生化学,分子生物学,細胞生理学,生物有機化学,バイオエレクトロニクス,遺伝子工学,微生物工学,植物分子生物学などに関する講義を実施する。
● 上の講義により修得した知識を基盤として,有機合成手法の開発,新規光機能性材料の開発,新規計測デバイスの開発,環境浄化,省エネルギープロセスの開発,燃料電池の開発,廃棄物の再資源化,バイオセンサ,生体情報の伝達,遺伝子発現制御,微生物を用いた有用物質の生産,植物の新品種育成などに関する高度な教育研究を行う。
● 材料化学特別研究,材料化学特別講究,環境化学特別研究,環境化学特別講究,生命化学特別研究,生命化学特別講究,は複数の分野にまたがるため,博士後期課程3年間の学習の総仕上げという位置づけにあり,生命環境化学専攻で学んだ幅広い専門知識や教養を創造的に応用して,学生と教員とが連携・協力して課題解決に取り組む。

<評価の基準>
● 講義科目ごとの学習到達目標を明確にし,材料科学・環境科学・生命科学に関する最先端知識の理解・応用展開能力を評価する。
● 各学生に各々のテーマとして与えられた研究活動については,その研究結果を,国内外の学会で発表し,学術論文や博士論文に纏めることで,研究発案能力,研究推進能力,研究展開能力,情報発信能力,高度な判断能力,問題解決能力,国際コミュニケーション能力など,研究者に要求されるさまざまな能力を育成するための目標達成度を厳しく評価する。

3. 【ディプロマ・ポリシー】(DP):学位の授与・学修の評価方針

 学位の授与については,大学院学則に規定された単位を修得し,独創的研究に基づく博士論文を提出して所定の審査(主査1名・副査4名の計5名で構成される博士学位論文審査委員会の決定ならびに生命環境化学専攻会議の決定を基に工学研究科教授会において記名投票による最終審査を行い,学位授与の可否を決定している。)に合格し,高度な専門性を担う能力と知識を身につけていることを要件とする。
 1)学位申請者が主体的に取り組んだ研究であること。
 2)研究内容に新規性,創造性および有効性を有していること。
 3)当該研究分野の発展に貢献する学術的価値が認められること。
 4)博士学位申請者が,研究企画・推進能力,研究分野に関連する高度で幅広い専門的知識,ならびに学術研究における高い倫理性を有していること。
 5)学位論文の内容が適切であり,論文としての体裁が整っていること。
 6)論文内容の発表および質疑応答が明確にかつ論理的に行われていること。
 7)上記の各項目について,博士学位論文の予備審査会および本審査での発表と質疑応答,ならびにこれまでの研究活動(学術誌への論文発表,国内・国際会議等での発表等)を通じて評価を行う。
 新素材の開発,環境問題の解決,バイオテクノロジーの発展などの重要な課題に対応するため,材料化学,環境化学,生命科学における社会のニーズに応え,科学技術の進歩に柔軟に対応でき得る,高度な研究,開発能力を身につけた,21世紀の日本を支える優れた技術者,研究者であること。
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