グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


大学案内

人間社会学部 心理学科


心理学科の教育研究上の目的

心理学科は、人間の心を科学的に解明する教育・研究を通して、人間の心を深く理解し、豊かな個性と教養を身に付けた、社会に貢献する人材を養成することを目的とする。

1. アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)

心理学科では、教育研究上の目的を実現するために、以下のような人材を広く求めています。
ビジネス心理専攻では、心理学の専門知識とともにビジネスに関する知識も身につけたい人や、自分や他者の心を客観的に理解する力を仕事や人間関係の中で応用し、他者と協調しながら社会で活躍できるようになりたい人を求めています。
臨床心理専攻では、心理学の基礎的な知識を着実に身につけながら臨床心理学を学びたい人や、人の役に立ちたいという思いを実現するために、公認心理師などの資格取得を考えて、意欲的に専門知識を学び実習に参加しようという人を求めています。
両専攻とも、入学者には、高等学校における教育課程を広く履修して基礎的な学力を身につけていること、また基本的な思考力や表現力を有していることを求めます。
このような入学者を受け入れるため、一般選抜の他、大学入学共通テスト、学校推薦型選抜、総合型選抜等の多様な選抜方法によってその適性を確認します。一般選抜と大学入学共通テストでは学力試験により、学校推薦型選抜と総合型選抜では、面接、書類審査、口頭試問、課題審査等により評価を行います。

2. カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施の方針)

<教育方針>
心理学科では、ビジネス心理専攻と臨床心理専攻の両専攻において、それぞれ体系的で段階的なカリキュラムが編成されている。臨床心理専攻においては、公認心理師となるために必要な科目が配置されている。2つの専攻の4年間を通じての学習・教育目標と授業科目の配置を概観するために、カリキュラムツリーが作成・公開されている。

<教育内容・方法>
教養科目には、社会人に必要とされる教養と技能を身につける科目が配置されている。オーラル中心の習熟度別少人数クラス制である英語科目をはじめ、情報系科目やキャリア・デザイン科目、自然科学・人文社会科学等の多彩な講義科目が配置されている。
専門科目には、心理学の専門知識を広く深く学ぶための演習科目と講義科目が、入門的な科目からより専門的・応用的な科目へと段階的に年次配当されている。専門科目には、データサイエンスに関わる科目や、社会科学に関わる情報社会専門科目も含まれている。
1年次には、講義科目である「心理学概論」と「心理学統計法」、少人数クラスで大学における学習の技法を学ぶ演習科目である「基礎演習」を中心に、心理学を学ぶために必要な基礎知識を身につける。
2年次から4年次にかけて、ビジネス心理専攻には、エビデンスに基づく判断と社会における応用の力を身につける専門科目、臨床心理専攻には、心の問題のプロフェッショナルになるための専門科目が配置されている。
2年次には、班別の演習科目である「心理学実験」と「心理演習」において、各種の心理テストや心理学実験を体験学習し、データの採取や分析、学術的レポートの書き方といった、心理学研究を進めるために必要な技能を実践的に学ぶ。
3年次には、全員が少人数ゼミに所属し、演習科目である「一般実験演習」において、指導教員の指導の下に、専門的な心理学研究の技法を深く実践的に学ぶ。臨床心理専攻のカリキュラムには、医療・福祉施設等における学外実習科目である「心理実習」が配置されている。
4年次には、演習科目である「総合研究演習」において、未解決の問題を自ら見出して探求するアクティブラーニングを実践し、卒業研究を行う。

<教育評価>
各授業科目の学修到達目標および達成度評価の方法と基準は明確に策定して提示する。学生の各授業科目の評価や単位修得状況、GPA等を調査して、教育課程全体における学修到達状況を明示する。
卒業研究報告書については、その水準と内容を学科教員全体で評価することで評価の公平性を担保するとともに、ディプロマ・ポリシーに示した学位授与の要件が満たされたどうかを判断する。

3. ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

心理学科のビジネス心理専攻と臨床心理専攻では、現代社会において必要な一般的教養、専門的知識・技能を修得し、建学の精神である使命感・人生観・連帯感を有した以下の要件を満たす学生に対して、学士(心理学)の学位を授与する。要件の確認は、「卒業要件」に示された単位の修得により行う。

<知識・理解>
  • 心理学に関する専門知識と基本的技能を身につけ、その応用力を有する。

<汎用性技能>
  • 社会人に必要とされる一般的教養と技能を有する。
  • 他者と協働して問題解決にあたることのできる高いコミュニケーション能力を有する。
  • 社会生活における課題を科学的にとらえて思考し、対応する力を有する。
  • 社会生活における「心の問題」に対処できる実践能力を有する。

<態度・志向性>
  • 人の心を深く理解し、自らを律して行動し、他者と協調することができる。
  • 人間の心や社会の問題に対し、エビデンスに基づき判断し、対処する態度を有する。
  • 心理学の知識と技術を用いてビジネスや社会生活の課題解決に意欲的に臨むことができる。
  • 心理学の知識と技能を用いて人や社会に貢献する意欲を有する。
  • 「心の問題」の専門家になるための倫理観や責任感を有する。

<総合的な学習経験と創造的思考力>
  • 心理学科で学んだ専門知識や教養を活用し、社会生活の問題や「心の問題」に対応するための創造的な思考および実践的能力を有する。
  1. ホーム
  2.  >  大学案内
  3.  >  教育研究上の3つの方針
  4.  >  人間社会学部 心理学科